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子どもに必要なホスピタリティを学ばせるのはマナーが大事。元JAL客室乗務員のカリスマに聞く、マナーとしつけ

ライフスタイル
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子どものしつけを行う上で忘れてはいけない基本中の基本は、以下の3つです、と教えてくれたのは、ホスピタリティと人間行動学をベースにカリスマ的人気を誇るマナー講師の佐野昭子さん。
子どもを100%愛する
子どもも「一人の人間である」とその人格を認める
子どもは親を観て育つという責任を持つ
以上3点を中心にマナーのしつけについてお話しいただきました。

佐野 昭子
マナー講師

(株)プリサージュ代表取締役社長

プリサージュ

元日本航空客室乗務員。
ホスピタリティと人間行動学をベースに、組織内だけでなく人生全般に必要な人間力向上を目的としたテーマで
企業研修・講演・経営コンサル・大学講義を行っている。
著書「選ばれる人の気遣い」

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基本的な生活習慣を身につける

・子どもを100%愛する
・子どもも「一人の人間である」とその人格を認める
・子どもは親を観て育つという責任を持つ

まずは、この3つの理解のもとで「しつけ」を行いましょう。
小さい子どもは、親がいなければ生きていけませんね。
そして、子どもはいつも一緒にいてくれるママやパパが大好きです。
その想いに応えるためにも子どもを100%愛することが必須です。何があっても守ってあげると伝え続けることで、子どもから見れば、『大好きなママやパパに守られている』という感情が安心となってのびのび動くことができるようになるのです。
やがて子どもは日々成長し、3歳前後、自我が芽生え小さな反抗期に突入する時期がやってきます。その時に親は子どもを、自分とは違う「一人の人間」と認める必要があります。「子どもは自分の思い通りに動くことが当たり前」という考えで、自分の考えを子どもに押しつけるのは間違っています。子どもを認めてあげることはとても大事なことなのです。
子どもは幼い時分から、大好きなゆえ、パパやママのことをいつも観ています。
んな時でも、子どものお手本はパパとママなのです。
「子どもを見れば、親がわかる」と言われる理由はここにあるのですね。

子どもの生活習慣は、ご家庭の生活習慣によって決定されます。
日頃の家庭の中での生活習慣は、外の世界に大きく影響を及ぼします。だからこそ、家の中でのしつけが、他者に対するマナーにつながるのです。
ここでは、世の中で一般に言われている、睡眠・食事・清潔について説明していきます。

睡眠

もちろん早寝早起きが基本です。
6歳前の子どもの理想睡眠時間は10~13時間以上必要、これは睡眠中に成長ホルモンが分泌され、子どもの成長を促すからです。
また、睡眠の質も大切です。昨今、気をつけなければならないのは眠る直前に脳を活性化させ、眠りを浅くする原因とされているブルーライトを発する電子機器の使用です。注意してください。眠りにくくなり、眠りが浅くなります。
ですから夜寝る前には、昔ながらの絵本などを読み聞かせることをおすすめします。ママやパパとのスキンシップもでき上がり、子どもに安心感を与えることに繋がって、子どもは深い眠りに入ることができるようになります。この習慣を子どもの時から、しっかりと身につけさせることが落ち着いた精神性を養いマナーがしっかりできる大人になる基を作ってくれるのです。

食事

栄養に偏りがないバランスがとれた食事をすることが、成長する子どもにとって大事だということは言うまでもありません。この考えを子どもの時から植え付けておくことは、将来、子どもが一人暮らしするときが来た場合に役に立ちます。
好きなものばかり食べてはいけないものだと、子どもの潜在意識の中に入るからです。
また、小さな子どもの胃は、大人とは比べ物にならないほど小さいものです。
ですから、三食のほかに、栄養を取るためのおやつが必要になってきます。おやつというと、甘いお菓子を想像しがちですが、子どもが大好きな甘いお菓子ばかり与えていると、晩ご飯にも影響が出てしまいます。お腹がすいていないので、好き嫌いの好みが出てしまうようになってしまいます。ぜひ、おやつにも工夫をしてみてください。

清潔

子どもが成長して大人になったとき、その人の第一印象を決めるポイントは「清潔感があるか、ないか」です。この「清潔感」の大前提は「清潔」であることです。
手洗い・うがい・歯磨き・お風呂・お片付け、これらはどんな本にも書いてある当たり前にしつけることですが、ここでは、一つのポイントをご紹介します。
それは、玄関で、靴をそろえる習慣です。見落とされがちですが、かなり重要です。お友達のお家に行ったときにもこの習慣は現れます。これは、将来と言わず、すぐにわかるマナーのしつけですから、今のうちから徹底しておくことをおすすめします。

コミュニケーションの理解

コミュニケーションの第一歩は「きちんと挨拶ができること」です。
“たかが挨拶、されど挨拶”
挨拶はマナーの基本です。
挨拶はその子の「育ち方」がわかり、そして将来の「人としてどう見られるか」に繋がります。
そのために、きちんとした挨拶の習慣を家庭の中でつけましょう。
お手本になるパパやママも徹底しましょう。
ここで押さえておくべきことは、挨拶は一方通行では成り立たないということです。
つまり相手に伝わるように双方向で挨拶が行われなければならないのです。
以下のことを意識しましょう。
きちんと相手に身体を向けて、目(顔)を見て挨拶する
相手にちゃんと聞こえるように挨拶する
できれば、名前や敬称(先生・となりのおばさんなど)を挨拶の前につける
この挨拶がきちんとできるようになれば、その後のコミュニケーションもスムーズにいくはずです。

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