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若い人にも増えている「卵巣・子宮のトラブル」。生理痛がひどくなったら注意が必要

ライフスタイル
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「赤ちゃんが欲しい」。そう思っても、妊娠・出産にまつわる女性の体のしくみのこと、意外とデリケートな男性の体のこと、理解していますか?

今回は、女性が気を付けたい、妊娠を妨げる可能性がある「卵巣・子宮のトラブル」について、産婦人科医の竹内正人先生にうかがいました。

「妊娠力アップのための基礎知識」 #6
※参考:「妊活たまごクラブ 2019-2020年版」

関連:生理を男女できちんと学ぶ大切さ。心配事はためらわず婦人科へ

最近は若い人にも増えている『卵巣のトラブル』って?

卵巣は、卵子を保存して育てる大切な器官です。以前は40代以降に多かった病気も、最近では若い人にも増えている傾向があります。
生理時の出血が増えたり、生理痛がひどくなるようなら、早めに医師に相談しましょう。

【卵巣のう腫】良性が多いが、卵巣ごと摘出するケースも

卵巣内部に分泌液や粘液、脂肪などがたまってできる良性の腫瘍です。まれに悪性の場合もあるので、検査が必要。
初期は自覚症状がないですがエコー検査などで異常がわかります。腫瘍が大きくなると下腹部がふくらんだり、しこりを感じたり、痛みを伴ったりします。
ひどい場合は卵巣摘出手術をします。

【卵巣機能不全】 排卵障害や生理不順を引き起こす

年齢とともに卵巣の機能が低下して、ホルモンバランスが乱れ、排卵障害や生理不順を引き起こします。
最近では、若い人でもストレスや子宮内膜症、冷えや過度なダイエット、肥満などによって卵巣機能不全を起こす人が増えているというデータも。
中には、生まれつき卵子がない人もいます。

【卵巣がん】早期発見が難しい悪性の腫瘍

卵巣のう腫が良性なのに対して、悪性の腫瘍が卵巣がんです。40代から罹患者(りかんしゃ)が増え始め、進行すると腹部に膨満感や痛みなどの症状が。卵巣のう腫ががんに変わる場合もあります。
初期は自覚症状がないため早期発見が難しい病気ですが、家族に経験者がいたり、妊娠・出産の経験がないとリスクが高まります。

【PCOS】卵胞が発育せず、排卵しにくい

PCOSは多嚢胞性卵巣症候群といって、卵胞の発育が順調に進まず、排卵にまで至らない排卵障害です。
超音波検査では10mmぐらいの卵胞がたくさん確認できますが、それ以上発育しません。原因はまだ不明で、生理不順、にきびの増加、毛深くなるなどの症状も。

●コラム:卵巣の検査にはこんな検査もあります

卵巣から分泌されるホルモンの数値から原始卵胞の数を推測する「AMH検査」というものがあります。
ほかに卵巣のう腫などのトラブルがわかる「超音波検査」。
今後の排卵や妊娠の可能性を調べるため、超音波で卵胞が何個あるかを測定する「アントラルフォリクル計測」。
血液中のホルモンの値から卵巣の機能を調べる「女性ホルモン検査」なども。

自覚症状がないものも多い!『子宮のトラブル』って?

子宮のトラブルは、自覚症状がないものも多いですが、そのままにしておくと不妊の原因にも!
ひどい場合には子宮摘出だけではなく、命を落としてしまうこともあります。早期発見なら完治も可能なので、定期的にチェックをして!

★子宮のトラブル TOP3
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮がん

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