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片づけはダイエットと一緒! 使い勝手のいい「ストレスフリーな家」にするためには

ライフスタイル

たるんだおなかと同様に、家にも余分なものをため込んだまま、見て見ぬふり…。でも、簡単トレーニングでお家もスリム化できるとか。『片づけ収納ドットコム』編集長のさいとうきいさんに伺いました!

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今度こそ、失敗しないお家デトックス を!

いきなりスーパーモデルを目指したり、むちゃな目標を立てると長続きしないように、お家デトックスもがんばり過ぎはご法度。例えば、以下のような事柄に思い当たる人はリバウンド要注意さんです。まずはストレスのない状態を目標に!

●家族に相談せず、1人で片づけ計画を進めてしまう

●何でもしまい込み、あかずの箱や引き出しがある

●流行や話題になった収納用品を一式揃えてしまう

●とにかく「 捨てる」ことに こだわってしまう

●ついつい雑誌やSNSで見たお家をそっくりまねしちゃう

お家のスリム化にコミットするには3つの“S”のステップを!

「家が散らかりやすく、ものの多さに嘆いている人が住む家は、ダイエットで悩む女性と同じ」と、さいとうきいさん。今回、お家デトックスの強化トレーニングを監修していただくさいとうトレーナーいわく、片づけには左の3つの段階があるそう。「いきなり高い理想を目指す前に、まずはものを出し入れしやすく、探し物が減るなど、“ストレスフリー”な状態を目指して。ちょっとずつ家を見直す=トレーニングをしましょう。さぁレッスンスタートです!」

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ストレスフリーって、こういうこと!

まずはお家の体形=状態を客観的にチェック。毎日無意識にしている家事にも実はストレスは隠されているものです。例えば、ものの配置を少し変えてみるだけで、格段に使い勝手がよくなることもあるんです!

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【STEP01】日常の中で無意識になっている不便に気づく

洗濯用のピンチハンガーとハンガーをどうやって収納していますか? 「取り出すたびにピンチやハンガーが引っ掛かって毎回実はイラッとするけど、見て見ぬフリをしていたあなた! そのストレスから目をそらさないで!」

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【STEP02】出し入れがもっと楽にできる方法を柔軟な発想で再検討

「ピンチハンガーをしまうのはここ、ハンガーはここ、という常識はいったん捨てます。ピンチハンガーはピンチが引っ掛からないように重ねない、大きさの違うハンガーは1つにまとめないなど、使いやすい方法をよ~く考えてみて」

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【STEP03】同アイテムでもサイズ違いは別々の場所にしまう

さいとうさんは、高さ約5cmの棚板を設けて大きいピンチハンガー専用の棚に。小さいほうは上段のケースに収納。ハンガーは大小のサイズごとに分けて上段の両端に。「最初だけストレスに向き合えば、解決策は必ず見つかります」

いきなりスーパーモデルを目指すからリバウンドする……耳に痛い名言です。まずは、ものを快適に出し入れできる“ストレスフリー”な状態を目指すことが、お家デトックスの第一歩。当たり前になっていることを見直してみることから始めましょう!

撮影=木村文平 イラスト=宗前月子 編集協力=田中理恵

お家デトックストレーナー:さいとうきいさん
日本ライフオーガナイザー協会運営のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』編集長。収納テクニックや暮らしのアイディアを提案。自身も60平米のマンションに家族3人と犬とで快適に生活。

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