「愛猫が視線をそらす」
……このしぐさ、愛猫からのNOサインだってみなさん知っていましたか?
「怖い!」「逃げたい!」「攻撃するぞ!」など、猫がネガティブな気持ちになったときの感情表現として、NOサインを出します。
それは、しぐさや鳴き声、顔のパーツの動きなど、さまざまなところに表れるのだそう! この記事で、くわしく解説していきます。
猫のNOには、大きく分けて2つのタイプが!
猫のNOには、大きく分けて次の2つのタイプがあります。
①猫のNOサイン:怖い!→防御モードに
まず1つめは、自分に危害を与えそうなものに怯えているときに見せる、「防御モードのNOサイン」です。体を縮こまらせ、引いた体勢で、相手に対して自分を小さく見せるしぐさをする傾向が。
②猫のNOサイン:イヤだ!→攻撃モードに
2つめは、イヤなものを拒否しようとするときに見せる「攻撃モードのNOサイン」です。体を大きく見せ、前のめりになり、大きな動きを見せて主張をアピールしようとする傾向が。
NOの気持ちのとき、猫はどんな顔?

猫がネガティブな気持ちになったとき、顔のパーツには次のようなサインが見られるようになります↓↓
①耳
怖いときなど防御性が強まると、顔を小さく見せようと耳を伏せがちになります。一方、攻撃性が強まると、耳の裏が見えるように反らせる傾向があります。
②目
まぶたの筋肉が強張り、目が吊り上がって見えます。危険を察知して驚いたときに瞳孔が瞬時に開いたあと、対象に狙いを定めるために瞳孔が細くなることもあります。
③鼻
ピンク色の鼻の猫の場合、恐怖を感じると血の気が引いて、ピンク色が薄くなるコもいます。