そんな人は周りの気持ちを察するのが上手くて敏感なので、同じくらい自分の心の反応に敏感になってみてください。「うれしい」や「感動した」など心が動くときがあるはず。それが自分にとって「好き」なこと、「楽しい」ことです。

そんな自分にとって心が動く「楽しい」ことを選べば、人生が豊かになり、自分らしく生きられます。
7. ネガティブな感情を許す心
どんな自分でも愛してあげる
人生は楽しいことばかりではありません。つらいこともたくさんあります。心をネガティブな感情に占領されてしまうこともあるでしょう。そんなとき、「落ち込んでしまう自分が嫌だ」と自分を責めてしまっていませんか。

楽しくて、生き生きとして、前向きな自分が好き。こんなの本当の自分じゃない。そんな風に思っていませんか。しかし、落ち込んでいるのも自分です。どんな自分も大切にしてあげないと、心が居場所を失ってしまいます。

ネガティブな感情も、落ち込む自分も許しましょう。それもまた自分です。どんな自分でも愛しましょう。それだけで心が軽くなり、これから先の人生をもっと生きやすくなります。
8. 怒りに寄り添う心
自分の本音に気づける
一見目の前の事象そのものに怒っているように思える時でも、よく考えれば怒りが湧き出る根本には違う要因があるかもしれません。恋人の冷たい態度に怒るのは、自分が大切にされていないと感じるから。同僚のミスで怒るのは、周りや自分に迷惑をかけられて、やり直さなければという徒労感があるから。

そんな怒りの要因に寄り添いましょう。怒りに隠された自分の本音に気づけます。それは自分を大切にすることにもつながります。「怒らないようにしよう」ではなく、怒りこそ寄り添うことで、感情的になることも減るはずです。
9. 感謝を忘れない
小さなことでも「ありがとう」
どんな小さなことでも、自分のためにしてくれたことには感謝しましょう。そして「ありがとう」と感謝を伝えましょう。感謝できることがあるのはとても幸せなこと。「ありがとう」と言うたびに幸せは増えます。

同じ状況でも「ありがとう」を多く見つけられる人の方が、それだけ幸せも多いということ。小さなことにも気づいて感謝できる人は、これからの人生も幸せになれます。