1.〈Boulangerie et Café Main Mano〉/代々木上原



「ミニクロワッサン」60円。小さいけれどしっかりパリパリ、中しっとり。

「クリームパン」170円。フランスのレシピそのままで作られたクリーム。
〈マンマーノ〉でぜひ食べてほしいのは、なんといってもクリームパン。カスタード、というよりクレーム・パティシエールと呼びたい。バニラの芳醇さ、ミルク、卵。フランスのレシピそのままというこのクリームは、溶けるごとに、内側からぷんぷんとさまざまな香りが飛び出てくるのだ。
マンマーノブレッド(角食)も秀逸。ヨーグルトの乳清から起こした種を使うという優れたアイデア。自家培養なのにふわふわで、さわやかな甘酸っぱさがある。

「バゲット」350円
フランスでの経験は食事パンにもいかんなく発揮される。フランスの水の硬度に合わせ、バゲットはevianで仕込む。カリカリの皮にはいかにもフランス産小麦らしく、バターのようなコクと甘みを含む。後味はミネラリーににじみ、舌をじんじんとさせる。

「焼きカレーパン」310円。

「パンオショコラ」330円。フランスのパンコンテストのヴィエノワズリー部門で1位に輝いた毛利シェフ。スイーツ系のパンに冴えを見せる。
(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo:Youichiro Kikuchi, Akiko Mizuno text:Taeko Terao, Tomoko Matsumoto edit:Rie Nishikawa)
Boulangerie et Café Main Mano
代々木上原駅