
靴箱や排水口、トイレなど、家の各所で発生する“嫌なニオイ”。
たとえニオイを感じなくても、実はどの家庭にも必ず“生活臭”は存在します。
そこで今回は、“家のニオイ対策”を徹底解剖。
5月28日放送の「なないろ日和!」(テレビ東京系)では、臭気判定士・松林宏治さんがニオイのマル秘解消術を教えてくれました。
靴箱のニオイ対策はわざと菌を活性化させる!?
まずは排水口のニオイ対策をご紹介しましょう。
排水口から発生するニオイは、中に溜まったゴミと汚れが原因。
ゴミと汚れを取り除けばある程度ニオイは緩和されますが、それでも排水口にはまだ菌が残っています。
そこで大活躍するのが「氷」。
排水口が埋まるぐらいまで、氷を入れればニオイ対策完了です。
そもそも菌は高温多湿の環境を好むので、条件が揃った排水口は菌の穴場スポットに。
そのため氷で排水口の温度を下げると、菌の繁殖を抑制することができます。
続いては、靴箱のニオイ対策について。
まず靴や靴箱に染みついているニオイ菌を追い出す策として、ドライヤーの熱風を靴箱に当てていきましょう。
靴箱内の温度を上げてわざと菌を活発化させ、その後にサーキュレーターを使って揮発したニオイ分子を外に追い出します。
あとはニオイを吸着する新聞紙を靴箱に敷き、靴を靴箱に戻すだけ。
他にも番組では、換気扇や浴室のニオイ対策についてもレクチャーしていました。
換気扇から発するニオイは、汚れたフィルターと換気扇周りに付着した油汚れが原因です。
フィルターを定期的に取り換え、油汚れは重曹水で掃除するとGOOD。