一緒に暮らしていると、いろいろな姿を見せてくれる猫。「きっとこういう意味だ」と考えるのは楽しいですよね。でも、そんなふうにだいたい猫のことは…と見当が付く飼い主さんも、まだまだ勘違いしている行動があるよう。
そんな“あるある勘違い”を7つご紹介します。
人の手を噛んだあと、ペロペロ舐めるのは…
✖ 「ゴメンね」と謝っている?
「痛かった!? ゴメンね…」

○食べる前に獲物を舐める本能的な行動の名残
野生の猫は、獲物を捕まえると、舐めて羽や毛を取り除き、きれいにしてから食べます。人の手を狩猟気分で噛んだあとに舐めるのは、この本能的な行動の名残と考えられます。
人が泣いているとき、そばに寄り添っているのは…
✖ 心配してくれている?
「大丈夫? 元気出しなよ」

○ 「いつもと違う」「何か変だ」と、警戒して様子を見ています
猫は、「いつも通り」であることに安心します。飼い主さんが泣いて突っ伏しているなど、ふだんと違う雰囲気だと、「いつもと違う」「何か変だ」と警戒し、様子を見ています。
猫トイレの掃除を近くで見ているのは…
✖ 申し訳なく思っているから?
「臭いのに…かたじけない」

○ 自分の排泄場所でほかの誰かが排泄しないよう見張っています
猫にとって排泄場所は重要で、「自分の排泄場所で、ほかの誰かに排泄されたくない」と思っています。ですから、飼い主さんが何をしているかが気になり、見張っているのです。