無料の会員登録をすると
お気に入りができます

〈伝泊 The Beachfront MIJORA〉古民家再生を手がけてきた伝泊にビーチフロントヴィラが誕生!

旅行・おでかけ

2019年夏、鹿児島県奄美市笠利町に〈伝泊 The Beachfront MIJORA(デンパク ザ ビーチフロント ミジョラ)〉が誕生しました。

〈伝泊〉は、奄美大島出身の建築家、山下保博さんが手がける宿泊施設。これまでは古民家を再生した施設を手がけてきましたがこの度オープンした施設は、奄美大島北部の海辺にある、新築のビーチフロントヴィラです。

大きな1枚ガラスで仕切られた室内とデッキ。

宿は、すべて1棟貸し切りタイプ。どの部屋も海に面しており、海岸へ向かって開放的なデッキが広がっています。

建物は、伝統を取り入れたモダンなつくり。奄美の伝統建築「高倉」と、奄美の浜辺で良く見られる「ウノアシ貝」の形から着想を得た木の屋根、打ち放しのコンクリートを組み合わせています。

奄美の伝統建築である高倉の内部にいるかのような、屋根構造。

折り紙のようにシンプルな建築躯体。

「MIJORA(みじょら)」とは、この施設がある小さな集落「三鳥屋(みどりや)」の古い呼び名だそう。

奄美出身の建築家、山下保博さんが伝泊最初の宿〈港と夕陽の見える宿〉を手がけたのは、2016年のこと。「奄美が世界遺産登録に向けて注目を浴び、大きく変化しようとしているなか、奄美出身の建築家として、何をすべきなのか」と考えていた頃、集落の空き家問題の相談を受け、伝統的な建物を残し、島の歴史を次の世代に伝えていくことで、島を守りたい——そんな思いから、空き家の再利用を提案したのが始まりでした。

〈港と夕陽の見える宿〉(奄美・笠利町)。島の人たちの生活の間近を感じながら、暮らすように泊まれる伝泊らしさが詰まった一軒。

現在は奄美大島、加計呂麻島、徳之島に合計15棟を展開。また、2017年夏には閉店したスーパーマーケットをリノベーションし、地域包括ケアの複合施設〈伝泊+まーぐん広場・赤木名〉としてオープン。観光客と高齢者、住民が交流できる場として運営されています。2019年春には、地域の皆さんからの要望を受けて、カラオケボックスをリノベーションした〈伝泊ドミトリー&ランドリー〉もオープンしました。山下さんは、公式サイトに次のような言葉を寄せています。

「伝泊と同時に、子どもたち、高齢者、障がい者、集落住民、それに加えて外部からの旅行者、だれもが集い、交流できる場所づくりに取り組んでいます。それが“まーぐん広場”です。“まーぐん”とは、奄美の言葉で“みんな一緒に”という意味。ここは、ホテル、高齢者施設、レストラン、物販店など、さまざまな機能を集めた複合施設です」

徳之島・天城町にある〈海亀ビーチの宿〉。デッキから数歩先には、美しいビーチが広がる。7月から9月にかけてはウミガメの赤ちゃんが海に帰る姿も見られるそう。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ