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腸内細菌を理解して腸美人になろう!腸育コンシェルジュが伝授します

美容

腸は「第二の脳」、「免疫の要」といわれるほど重要な部分です。腸内環境は、肌や身体に密接な関係があることを皆さんはご存知のはず!この機会に腸内にある3つの細菌を理解し、今後の腸育成に役立てましょう。

腸内細菌とは?

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便の成分は、3分の1が腸内細菌またはその死骸です。腸内細菌は、人によって異なり、生活習慣や食習慣、年齢によって変化します。

腸内環境のバロメーターとなる細菌は、大きく分けて3種類。腸にとって良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、どちらかが優位になった場合に協力する「日和見菌」です。これらの理想的な細菌バランスは、善玉菌が2割、悪玉菌が1割、日和見菌が7割といわれています。

それぞれの菌は体にとって必要な働きをしてくれるので、菌バランスを維持することができると、様々な不調の改善に期待することができます。

腸内細菌をご紹介!

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善玉菌の働きとは?

おもに、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などが挙げられます。これらの菌は、腸内を弱酸性に保つことができ、悪玉菌の腐敗や繁殖を防止する働きがあります。

そのほか、体への影響として血圧を下げたり、病原体やウイルスの侵入を防いだり、癌や腸疾患を予防するなど、生活習慣病予防に効果的です。また、肌に関しては、アトピー性皮膚炎の症状を緩和したり、紫外線による皮膚ダメージを抑制したり、花粉症を改善するなど皮膚機能の向上効果が期待できます。

いま挙げた効果以外にも、さまざまな働きをみせてくれる善玉菌!腸を健康に保つことは大切なのです。

悪玉菌の影響は?

有名な菌は、「ブドウ球菌」や「ウェルシュ菌」、「大腸菌」などが知られていますね。

悪玉菌は、腸壁の細胞を傷つけたり、有害な物質を作り出す働きがあるため、健康阻害への影響が心配されています。さらに、腸内をアルカリ性にするので善玉菌の働きが弱まり、免疫機能が低下します。悪玉菌が優位になると便秘を引き起こしたり、生活習慣病になりやすいため注意しなければいけません。

ですが、悪玉菌は体に不要なものではありません。善玉菌は、悪玉菌と戦うことでさらに効果を発揮してくれるもの。身体にとって不要なものは何ひとつなく、すべては菌バランスを上手に維持することができるかどうかです。悪玉菌を優勢にしないための生活習慣が、腸美人になるカギを握ります。

日和見菌の特徴は?

日和見菌は、善玉菌と悪玉菌それぞれ優勢なほうに味方をする菌です。病原性を持たない「大腸菌」や「バクテロイデス」などが挙げられます。

日和見菌は、全体の7割と腸内細菌のなかでもとくに多い菌です。そのため、善玉菌が優位になると腸内を綺麗に保つことができ、悪玉菌が優位になると肌や身体に悪影響を及ぼします。

腸内環境改善はいいことづくし!

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便秘が改善される

腸は、とても敏感なのでストレスや生活習慣の影響により便秘を引き起こしてしまいます。便秘は、便が「出たか、出ないか」ではなく、便の質が問われるもの。バナナ状の表面が滑らかなものが理想的です。

善玉菌が優位になると、腸のぜん動運動が正しく行われます。そのため、質の良い便が排出されるようになり、便秘改善に期待できます。

肌の代謝がよくなる

腸内環境が整うと、食べ物の栄養の吸収や老廃物の排出がスムーズに行われます。

美肌は、化粧品を使った外側からのケアより、食べ物からの内側ケアをしてあげたほうが美肌への近道につながります。栄養を運ぶのは「血液」です。腸内の血液循環が良好であればあるほど、全身の血行促進にも良い影響を与えます。腸が綺麗に維持できるようになると、肌のターンオーバーも促進されるため、肌トラブルを避けることができます。

自律神経が整う

自律神経には、活動すると働く「交感神経」と、リラックス時に働く「副交感神経」があります。どちらもバランスよく働くことで、生命活動を支えています。

腸は、副交感神経が優位になるとよく働いてくれます。自律神経は、不規則な生活や運動量の低下、精神的ストレスなどによってバランスが乱れると、悪玉菌が増える要因に!

さらに、年齢を重ねるにつれ自律神経の働きは低下します。生活習慣を見直すのはもちろん、リラックス時間を取り入れ副交感神経を優位にしましょう。

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