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レジャーでのいざというときに役立つ! 虫刺されの予防&応急処置

ライフスタイル

“爪でバツ印”は意味がない?

まず蚊に刺された際の応急処置として伝わっている“爪でバッテンを作る”方法について。害虫防除技術研究所の所長で医学博士の白井良和先生は「かゆみを痛みでまぎらわすという点では一時的には効果がありますが、またかゆみがぶり返してしまう」と言います。肌が傷つくと、とびひや感染症の危険があるため、やめておいたほうがいいとのこと。

蚊に刺されたときは冷やすのが正しい応急処置です。かゆみや腫れの原因となるのは、蚊が血を吸う際に注入する唾液へのアレルギー反応。その熱を冷ますことでかゆみを抑えられます。ちなみに足の汗には「イソ吉草酸」という蚊の大好きなニオイ成分が含まれているので、たっぷり汗をかいたあとは要注意。虫除けスプレーの携帯とともに、足裏のケアも忘れないようにしましょう。

7月14日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」(TBS系)ではさらに、玉川大学教授で農学博士の小野正人先生がハチの対処方法を教えてくれました。まずはハチに刺されたらおしっこをかけるという俗説ですが、これは過去の間違った知識からきているのでNG。また口で毒を吸い出す方法も、体内に毒が入ってしまう危険があるため絶対にしてはいけません。

ハチに刺された場合は手で刺し傷を絞るように毒を出し、水道やミネラルウォーターで洗い流すのが正しい応急処置。また「ポイズンリムーバー」という毒を吸い出す道具もあり、ハチ以外の害虫や蛇にかまれたときにも効果を発揮するそうですよ。

ハチに遭遇したときにやってはいけない行動は?

応急処置と同じく大切なのは、ハチに刺されないよう予防すること。ハチが人を刺すのは巣を守るための防衛本能で、小野先生は「1匹でもハチがまとわりつくように飛んでいたら要注意」と言います。その時点でハチは攻撃1歩手前の状態となっているため、予防法としては、しゃがんでゆっくり後ずさりしながら5~10m以上離れるのが正解。ちなみにハチは素早い動きに反応して攻撃してくるので、手で払おうとしてはいけません。またハチには動くものを追いかける習性があるため、走って逃げるのも危険です。

ネット上では「蚊に刺されたら冷やせばいいんだね!」「ポイズンリムーバー、マストアイテムじゃないですか」「しゃがんであとずさる予防法、初めて知った…」といった声が続出。予防法と応急処置をしっかり頭に入れて、夏のレジャーを満喫してくださいね。

文/プリマ・ドンナ

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