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豚肉×青実山椒で食欲をぴりっと刺激!「ポークソテー山椒ソース添え」/かな姐さんのお取り寄せのレシピ vol.16

グルメ

2年位前から徐々に麻辣(マーラー)味が流行りだし、マー活なんて呼ばれて痺れ系の辛いお料理が流行っていますよね!

2年位前から徐々に麻辣(マーラー)味が流行りだし、マー活なんて呼ばれて痺れ系の辛いお料理が流行っていますよね!

痺れ系の辛味は中国の山椒【花椒(ホアジャオ)】と呼ばれるスパイスなのですが、これが癖になる香りと辛味と痺れでうちの息子も大好きなスパイスです。麻婆豆腐を作ったらあほほどかけて食べています(笑)。

ホアジャオよりももっと日本人には馴染みやすいのがもちろん、山椒ですよね。子どものころ、父方の祖母が(日光に住んでいたので日光のおばあちゃんと呼んでいた)山椒の葉っぱの佃煮や手作りの梅干しを毎年送ってきてくれていて、わたしはそういうしょっぱいものが大好きな子どもでした(笑。将来酒飲みになるね~と言われて育ちましたが、そのとおりになりましたねー)

梅干しはいつも勝手におやつ感覚で口に放り込んでいたのですが(飴玉のように。笑)、山椒の葉っぱの佃煮は、美味しい! 箸がとまらない! ごはんがとまらない!と思いつつも、どうしてこの食べ物はこんなに舌が痺れるのだろうと不思議に思っていました。麻酔をかけたみたいに。

その後、自分の家にも山椒の木を植えたんですが、これがどうして葉っぱをいつもケ○シにやられてしまい、佃煮を作るほどは収穫できなかった思い出があります。

さて、時は流れて現在。

うちでは毎年実山椒の季節に大量にスーパーで(笑)買ってきて下茹でし、しょうゆ漬けにしたり、佃煮にしたり、オイル漬けにしたり、そのまま冷凍にしたり、次の年の実山椒の季節まで1年間楽しんでいます。

冷奴にのせたり、卵かけご飯にちょっと乗せたり、じゃこと一緒に炊いたり、混ぜご飯にしたり、牛肉と一緒に炊いたりと色々使えるんですが、なかなか実山椒って軸を外したり下ゆでして水にさらしたりっていう作業に時間が掛かるので、ちょっと時間に余裕があるときしかできないんですよねぇ。

ちょうど仕事が忙しい時期に重なっちゃったりすると、それこそ大変だなぁと思っていたのですが、そんなときにいいじゃん!と見つけたのが今回のこちら。青実山椒の佃煮です。

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こちら、塩と白醤油で炊いてあるそうで、色がめちゃきれい! うちでは普通のお醤油を使って炊くのである程度は茶色くなってしまうのですが、さすが! 丁寧に作られているなぁ。

そのまま食べてみましたが、めちゃくちゃ美味しい! さわやかな香りが食欲をそそり、口の中で辛味と痺れが広がります。一粒でめちゃ主張する! しょっぱすぎることも無く、ほんと上品にお料理を引き立ててくれる感じ。

そのまま食べても美味しい青実山椒ですが、今回はお肉のソースにしてみました。ちょうど夏の暑さの疲れからバテ気味のかたも多い季節。豚肉×山椒で食欲を刺激しながらスタミナ補給しましょう。

「ポークソテー山椒ソース添え」のレシピ

材料(2人分)※写真は5人分です
・豚ロース厚切り肉 2枚
・塩 小さじ1/2
・水 50cc
・胡椒、薄力粉、サラダ油 各少々
・青実山椒 大さじ1
・バター 10g
・醤油 小さじ1

作り方
1. バットに塩と水を入れ、豚肉を入れて15分ほど漬け込む。キッチンペーパーで水気をふき、表面に胡椒を振って薄力粉をまぶす。

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2. フライパンにサラダ油をひいて中火にかけ、1の肉を並べて入れる。片面がこんがりといい色になるまで焼いたら裏返し、両面いい色になるまで焼いたらバットに取り出す。

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3. 空いたフライパンにバターを入れ、青実山椒を入れて弱火にかける。バターが溶けてきたら醤油を加えて火を止める。肉を切り分けて皿に盛り付け、ソースをかける。

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実山椒、めちゃくちゃ美味しいです! そのまま食べるのはもちろん、いろんなお料理にちょっと使うとほんといつものお料理が料亭風にグレードアップしますよ~。ご興味ありましたらぜひ!

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