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カミカミ食べできてる? 1才からの「NGな食べ方」の見分け方

子育て
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1歳から2歳ごろの間に、子どもの食事は離乳食から幼児食へと移行していきます。人間が生きていく上で「食べること」は欠かせないことですが、幼児の食べ方には「NG」もあることをご存じでしょうか。

幼児を対象とした食事学・調理学に詳しい柳沢幸江先生(和洋女子大学・家政学部教授)に、「1歳からのNGな食べ方」のほか、「年齢別・食べさせ方の工夫ポイント」についても聞きました。

関連:【動画】きほんの離乳食 時期別 食材のやわらかさタイムライン

NGな食べ方を見抜くチェックポイント

よくかんで食べる「カミカミ食べ」ができていないと、食べ物をチュッチュと吸うように食べたり、かめずに吐き出したり、あまりかまずに飲み込んだりしてしまいます。子どもが「NGな食べ方」をしていないか、注意して見てみましょう。

【NGな食べ方その1】 ほっぺが動いていない

最初のチェックポイントは、ほっぺが動いているかどうか。とくに左右のほっぺの動き方が違うことがポイントです。ほっぺが動いているということは、ちゃんと奥歯(奥歯が生えていなければ、奥歯のあたりの歯ぐき)で食べ物をすりつぶしているということです。ほっぺが動いていないということは、奥歯で食べ物をすりつぶせていないということ。食べ物を口に入れても、舌と上あごで食べ物を吸って「つぶし食べ」をしているうちは、ほっぺはあまり動きません。咀しゃくするには奥歯(または奥の歯ぐき)でしっかりかむ必要があります。

【NGな食べ方その2】 モグモグせずにゴックン

ほっぺが動いていないにもかかわらず、食べ物が口の中から消えている…。その場合は、奥歯でかまずに食べ物を飲み込んでいることが考えられます。ママ・パパが横でお手本を見せながら、「カミカミしようね」「モグモグしようね」と声をかけて促しましょう。

【NGな食べ方その3】 口を開けて食べている

口をしっかり閉じてモグモグしないと、食べ物をしっかり飲み込むことはできません。授乳のときのように口を開けているとうまく食べられないので、「口を閉じて食べようね」と声かけをしましょう。

年齢別・食べさせ方の工夫ポイント

1~2歳のうちは、まだ子どもの歯がすべて生えそろっていないため、子どもの歯の生え具合に合わせてサポートする必要があります。「年齢別・食べ方の工夫ポイント」について、柳沢先生に聞きました。

1歳前後(前歯が4本そろうころ)

前歯の役割は、食べ物をかみ切って口の中に取り込むことです。前歯が4本生えそろうと、前歯でかみ切ることを覚えていくので、手づかみができて前歯でかじりやすい食べ物をメニューに取り入れてみましょう。キウイやバナナなどのやわらかい果物、やわらかく煮たじゃがいもやにんじんなどの野菜、焼いた鶏肉やハンバーグ、魚などのドライ系のおかず、俵形のおにぎりなども食べやすいようです。

1歳代前半(第1乳臼歯が生えそろうころ)

奥歯で食べ物をかみつぶすことはできますが、まだ肉や野菜の繊維状のものを上手にすりつぶすことはできません。そのため、かんでいる途中で、飲み込める状態にできず、口の中からベーッと食べ物を出してしまうこともあるでしょう。これは、かむ練習をしている証拠でもあるので、温かく見守りましょう。この時期は、やわらかく煮た根菜など、第1乳臼歯にのる程度の大きさを目安に、形があって、多少のかみごたえがあるものがいいでしょう。

1歳代後半(乳犬歯が生えてくるころ)

咀しゃくが徐々に上手になってくるころですが、レタスなどの葉もの野菜や肉などは、大きいものだとまだ食べにくいでしょう。大人のようにはすりつぶせないので、レタスならスープや炒めものにしてやわらかくする、肉などは細切りにしてあんかけにするなどの工夫をするといいかもしれません。

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