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化粧水では保湿にならない!? 医師が教える真の美肌に導くスキンケア

美容

保湿の役割、知っていますか?

保湿は、美肌におけるとても重要な要素です。正しい保湿ケアについて、おさらいしてみましょう。

保湿というと、「化粧水で肌に水分を与える」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、それは間違い。
「肌にとって保湿とは、セラミドやアミノ酸などの保湿因子を与えたり、クリームなどで覆って水分の蒸発を防ぐことで、化粧水で水分を与えることではありません」と慶田先生。

肌の角層には、角質細胞が並び、その間を細胞間脂質が埋めています。この細胞間脂質こそが肌内部の水分を保持する“保湿因子”で、セラミドが半分を占めています。
「しかし、クレンジングや洗顔で、どうしても細胞間脂質が流れ出してしまうため、細胞間脂質が元の状態に戻るまでの間、代わりに肌を守ってくれる保湿成分を保湿剤で補うことが大事で、それが保湿ケアの役割なのです」(慶田先生)

化粧水の使い方を間違えると乾燥肌に

そこで、水分を与える=保湿ケアという勘違いが、間違いケアのもとになります。

■NGケア その1:シートパックで肌荒れ?

顔型のシートに化粧水がひたひたに含まれたシートパック。顔にのせただけで、うるおいが吸い込まれていくような気がして、気持ちいいものですが、使い方を間違えるとNGケアになってしまいます。

「シートマスクを顔にのせる時間は5~15分間。肌はぬれると角層の保湿因子が流れ出す性質があるため、シートパックをのせる時間が長いほど、肌の乾燥を招く一因になります。化粧水をコットンに含ませた“化粧水パック”も同様です。そればかりか、シートマスクに含まれる“防腐剤”や類似成分で肌荒れを起こすことも。肌の弱い人は避けたほうが無難です。肌の丈夫な人であれば、ときどき使うぶんには問題ありません。個包装のものを使うようにしましょう」(慶田先生)

シートパックは浸透率がよく、化粧のりがよくなる効果があるので、ここぞというときのスペシャルアイテムとして活用したいですね。

■NGケア その2:化粧水パッティングは肌への刺激に

化粧水を含ませたコットンで肌をパッティングすると、肌の奥までうるおい、毛穴が引き締まる―――という説もありますが、これも間違いです。
「コットン表面の細かい繊維をこすりつけるという行為は、肌にとっては刺激です。シートパックと同じで、肌がぬれた状態が長く続くことで、うるおいが逃げ出し、肌も乾きやすくなってしまいます」(慶田先生)

保湿の観点からすれば、保湿成分と油分の入ったクリームを塗ればOKで、化粧水は必ずしも必要なものではないそうです。でも、化粧水には、みずみずしい使用感でつけたときに心地いい、角質をやわらかくして、クリームののびがよくなるなど、さまざまなメリットもあり、やはり手放せないアイテムといえます。
「化粧水を使うときは、両手にとってやさしく肌になじませましょう。その後で、美容液、乳液、クリームなどを塗り、うるおいが逃げない肌に仕上げることを忘れずに」(慶田先生)

取材・文/海老根祐子

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