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食生活を見直すきっかけに訪れたい。東京で出会った、「食」を発信するレストラン4軒

旅行・おでかけ

普段何気なく口にしている食を、今一度見直してみませんか?料理教室の開催や、食品ロスを減らす取り組みなど、食に対するそれぞれの熱い思いを発信するレストラン4軒をご紹介します。

編集部 / Hanako編集部

1.〈BOLT au crieur de vin〉/神楽坂

〈マルディ・グラ〉出身で、ブルゴーニュやオーストラリアの星付きレストランで修業してきた仲田高広さんが目指すのは広義の「食育」。7月オープンのこのお店は一見、居酒屋のような店構えだが料理は本格的だ。

ほろほろと舌の上で崩れるラムシャンクブレゼ(2,800円)にはあえて日本酒、屋守を。

オーストリアの郷土料理をアレンジしたいくらのゲヴェルツマリネセルベルドカニュ吉田パン 1,800円。

仔牛の腎臓、「ロニョン・ド・ヴォー」など見慣れぬ素材も多い。「フレンチになじみがない若い世代にももっと未知の食材を知ってほしい」と仲田さんは語る。締めはなんと「スープ・ド・ポワゾンカレー」!

くだけた雰囲気でも料理に集中できるよう、割りばしではなく重厚なカトラリーで出迎える。「布ナプキンを前にすると人はしゅっと背筋が伸びますから」と仲田さん。「ゆくゆくは子供や高齢者など様々な層に向けて料理教室を開きたい」と目を輝かす。「料理というのは命をいただく残虐な側面もある。それも含めて伝えたい」。フレンチの本質を体感し、新しい扉を開くカウンターだ。

(Hanako1148号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Noriko Maniwa)

BOLT au crieur de vin
牛込神楽坂駅

BOLT au crieur de vin

2.〈Indochinoise〉/岩本町

看板もなく住所も非公開。知る人ぞ知る店内の様子は図面に起こすとこんな感じ。扉を開けると目の前にキッチンカウンターがあり、園健さんとあずささんが調理しながらにこやかにお出迎え。

予約は1日1組のみ。ユニットを組む園健さんと田中あずささんは2、3カ月に1度はベトナム・カンボジア・ラオスの旧仏領インドシナ界隈へと旅立つため、毎日営業しているわけではない。けれどその旅の恩恵を受け、現地の食材や調味料を使い、アップデートされた「本質」を味わうことができる。現地ではそれぞれのテーマに合わせリサーチ。時には単身カヌーでしかたどり着けない奥地の村へ入り、語り継がれたレシピを得ることも。「古典的な料理は物流インフラから外れた、田舎の家庭料理に残されていることが多いですね」と健さん。

アンティークの棚には食器や鍋が所せましと並び、かの国に迷い込んだような錯覚に。

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