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箱根で泊まりたい!注目の新しいホテル・宿8選

旅行・おでかけ

近年ホテル・宿のオープンラッシュが続いている箱根。スモールラグジュアリーと表現される20室以下の宿が多く見られる一方で、ユニークなコンセプトの宿やコンドミニアムタイプのある宿、宿泊特化型の宿など、さまざまなタイプが続々登場。今、注目の宿をまとめました。

執筆者:塩田 典子

オープンラッシュが続く箱根の注目宿

日本を代表する観光地として、一年を通じて国内外からの観光客で賑わう箱根だけに、近年新しいホテル・宿が続々誕生しています。その中から、ぜひ泊まってみたい注目の宿をご紹介します。近年オープンした宿の大半に共通するのが、“スモールラグジュアリー”。その一方で、コンドミニアムタイプやブックホテル、宿泊特化型のリーズナブルな宿や100室超の大型旅館と百花繚乱! ぜひチェックして!

コンドミニアムタイプが新鮮! オールインクルーシブスタイルが嬉しい
「箱根 ゆとわ」

箱根登山鉄道強羅駅から平坦な道を歩いて5分の恵まれた立地に、2019年8月11日にオープンしたリノベーションホテル。客室は全72室。ホテルタイプ(東棟・西棟)とコンドミニアムタイプの2つのスタイルに分かれ、さまざまなニーズに応える造り。特に10室あるコンドミニアムタイプには源泉かけ流しのビューバスのほか、広々としたリビングとIHコンロ付きミニキッチンが設えられ、別荘感覚での長期滞在も可能です。

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コンドミニアムの内観

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コンドミニアムの内観

もうひとつの特徴がパブリックスペースが充実していること。西棟2階の大浴場そばには「スパラウンジ・ナカニワ」を設置。ウッドデッキに出ると自家源泉を使用した足湯があり、足湯に浸かって寛ぐことも。デッキの中ほどには焚き火炉もあり、夜は炎を眺めてゆったり過ごせます。

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夕暮れ時のナカニワ

また東棟2階には「ライブラリーラウンジ」も。本棚には四季をテーマに集めた約700冊の本から、その季節に相応しい写真集や小説、実用書などを揃え、13種類のフリードリンクを片手にじっくりと読書が楽しめます。本棚の一角にも円形にくり抜かれたとっておきの読書スペースが!

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ライブラリー

こちらの宿のもうひとつの魅力がオールインクルーシブスタイルであること。つまり2食付きの宿泊プランには、レストランやラウンジでのドリンク(夕食時はアルコールも含め90分間飲み放題)、貸切風呂利用料まで含まれていて、追加料金が不要なのです(一部別料金の施設あり)!

ちなみに夕食は和食中心のハーフブッフェ形式。まずテーブルに前菜とお造り、メインの大文字鍋が用意され、焼き物や天ぷら、蕎麦や季節のデザートなどは好きなものを好きなだけいただけます。

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和食メインの夕食

大浴場は男女ひとつずつと貸切風呂を2ヶ所用意。自家源泉のニノ平温泉はナトリウム–塩化物温泉で、肌が滑らかになると言われています。特に女性用大浴場は光の演出が幻想的。天井や壁をくり抜いた窓からもれる自然光が、色アクリルを通して湯に映り込みます。貸切風呂は当日予約制で1回45分、自家源泉の湯が楽しめます。

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女性用大浴場

「箱根 ゆとわ」

箱根 ゆとわ

・住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅 1300-27
・TEL:0460-82-0321
・宿泊料金:ホテル棟は1室2名利用で1泊2食&レストラン90分制フリードリンク付き(スタンダードツインルーム利用)1名1万7000円~、コンドミニアム室料2万8000円~ ※消費税込、入湯税は別途150円
・交通:箱根登山鉄道強羅駅から徒歩5分

新たな本と出会い、本に囲まれて暮らすように滞在するブックホテル
「箱根本箱」

2018年9月のオープン以来、「本との出会い」、「本のある暮らし」という斬新なコンセプトで話題を呼んでいるのが「箱根本箱」。その名の通り、宿そのものがまるで本箱! こちらは書籍流通大手の日本出版販売株式会社の元保養所を、株式会社自遊人が再生したブックホテルです。

エントランスの正面に広がる、ロビーラウンジの壁一面が巨大な本棚で埋め尽くされ、圧巻! こちらには国内外の良書、約1万2000点が揃い、全ての本を館内で読むだけでなく購入することもでき、本好きにとってはまさに楽園! プロが選書を手がけているのでセレクトセンスも良く、宿泊客の多くが購入していくのだそう。

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壁一面の本棚に囲まれたロビーラウンジ

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本棚の一角には読書コーナーも

ユニークなのは、全客室を中心とした館内にも、各界の本好きな著名人の選書を集めた「あの人の本箱」を設置していること。開業1周年を機に、新たな選者による選書も加わり、さらに本箱もバージョンアップしました。静寂の中でどっぷりと本と対峙できるので、ひとり旅にもおすすめです。

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客室ごとに違った選者による本棚が

ブックホテルとしての魅力だけでなく、全室に源泉かけ流しの露天風呂が付き、さらに男女別の内湯と露天風呂もあるので、名湯にも心置きなく浸かることができます。

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客室ごとに形や材質が異なる客室露天風呂

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