安いお肉=固くてまずい?
塩水漬けでしっとりやわらか高級肉に♡
安いお肉は固くてまずい!と感じていませんか?

それならいつものお肉があっという間に高級肉に早変わりする「塩水漬け」がおすすめ!
フランスでは家庭でも常識の料理ワザ!
フランスでは家庭でも一般的なこの塩水漬けは、筋肉質な赤身のお肉を美味しく食べる基本!これさえ覚えておけば、どんな料理もお肉のおいしさを格段にUPさせることができるのです。

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そこで今回はそんなお肉の塩水漬けを徹底解明!おすすめレシピとまとめてご紹介致します。ぜひチェックしてみてくださいね。
①どうして塩水に漬けると美味しくなるの?
肉の保水力UPがカギ!
そもそもお肉は塩水に漬けられると、肉内部の「保水力(水分を内側に閉じこめキープする力)」がUPします。

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そのため加熱によって約20%程度の水分が失われたとしてもしっかり水分を多く保ち、いわゆる「肉汁」がたっぷり残ったままの状態でお肉の美味しさを堪能することが出来るため、より旨みを感じるのです。
繊維タンパク質を溶解させる効果もあり
また保水力にプラスして、塩水には「繊維タンパク質」と呼ばれる肉の固さを生み出す物質を溶解させる効果があることがわかっています。
そのため安いお肉や脂身の少ない赤身のお肉をしっとり柔らかく仕上げるのにも効果的!肉1枚につき塩分濃度3~5%の塩水に約2時間程度漬けておくだけで、いつものお肉を何倍も美味しく堪能できるはずです。