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コレクターズ vol.6「わたしの、ブローチ&ピンバッジコレクション」

インテリア

ひとつ、ふたつ、と集めるうち、気づけばたくさんの数に囲まれて暮らしている。人にはそれぞれそんな「何気ないコレクション」がある気がします。今回ご紹介するのコレクターは、同僚のきでりんさん(男性)。いつもシャツの胸もとにはユニークなブローチやピンバッジが、ちょこんと添えられています。並べてみると、こんなにたくさん。

気づけば増えているコレクション

いつもシャツの襟や胸もとに、思わず「これは、なんですか?」と尋ねたくなるような、ユニークでかわいいワンポイントを身につけている、同僚がいます。デザイナーのきでりんさん。「これはね、」とひとつひとつ説明してくれるので、うれしくなってしまいます。

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こうして見てみると、どうぶつがいっぱい。みんな「生き物」ですね。

きでりん: そうそう。どうぶつが好き、っていうのももちろんあるけど。樹脂だとか金属だとか、土だとか。そういう無機質な素材に、作家さんの創造力と手仕事が加わることで、そっと命が吹き込まれたみたいに感じて、なんか、おもしろいなあって。

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不思議と、どれも本当に生き生きして見えますもんね。

きでりん: それで気に入ったものがどんどん増えて。メガネトレイに入れてたんだけど、もう溢れ出してきちゃった(笑)。今日持ってきたのは、ごく一部なんです。

ピンとブローチ

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ピンバッジが7個。ブローチとピンバッジって、使い方に違いはありますか?

きでりん: つける位置が変わるかなあ。ブローチは、シャツやスウェットの胸もとにつけることが多いです。ピンズ(ピンバッジ)は留め具が分離して突起してるから、シャツの胸にはちょっとつけづらくて。ジャケットやコートの襟につけたりね。

そうか。襟につけるのもかわいいですよね。サイズも小さいものが多いですけど、どれも目を惹くデザイン。

きでりん: 《我が子を食らうサトゥルヌス》まである。

これは、怖カワイイ。

触れたくなる、素朴なぬくもり

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木製もたくさんありますね。「木」の良さってなんでしょう。

きでりん: なんと言っても軽いのがいいですね。Tシャツに付けても、生地を傷めにくくて。あとは、木製ならではのぬくもりもやっぱり好きですよ。

独特のやさしい風合いがいいですね。

「アルパカの兄弟」さんのメイプルのブローチ
「PLANTER」さんのフェネック

糸で紡ぐ奥深さ

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技法はそれぞれだけど、刺繍がほどこされたものも多いですね。

きでりん: 糸が織りなす「やわらかさ」みたいなのもいいですよね。技法はもちろん、束ねる本数だったり、色の選び方、土台の布目の細かさによっても、グラフィカルな表現に違いが生まれる。同じ色の糸でも、束ねる本数が違えば立体感に差が出るし、縫い方を変えて輪郭を表現することもできるしね。

奥が深い。きでりんさんも、刺繍されるんでしたっけ?

きでりん: 自分でやってみると、すっごく難しい(笑)。それぐらい繊細なものだから、作品を見て「すごいなあ」と思うし、魅力的ですよね。

「rengerenge」さんの(アヒル・ペンギン)
「pandem」さんのラッコ
「SU」さんのフタゴブローチ
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