
鎌倉発祥の菓子店である「鎌倉紅谷」。数々の銘菓のなかでも、キャラメルにクルミを練りこんで焼き上げた「クルミッ子」は、パッケージのリスくんが愛らしさで人気の焼き菓子です。
この秋、工房を併設した「Kurumicco Factory(クルミッ子ファクトリー)」が横浜のみなとみらいエリアにニューオープン。工房でお菓子ができる様子を眺めたり、「クルミッ子」を使ったカフェメニューを味わったり、お菓子作りのワークショップを体験することができますよ。
キャラメルの香りが漂ってきそうな工房併設のお店

お店の手前がファクトリー。奥のカフェでは港の景色も楽しめる
みなとみらい線・馬車道駅から歩くこと10分ほど。2019年10月31日に開業したばかりの横浜の新施設「横浜ハンマーヘッド」の2階に「Kurumicco Factory(クルミッ子 ファクトリー)」があります。
ここは、和洋菓子を手がける「鎌倉紅谷」が、お菓子ができるまでのドキドキやわくわく、新たな味に出会うときめきや幸せ、作る楽しさや喜びを体感できる場所を作りたいという思いからオープンしたお店。見る・味わう・体験するという3つの要素を一度に楽しめる空間です。
作っている過程も楽しい、ガラスの向こうを工場見学

ガラス張りの「ファクトリー」では、クルミッ子の製造工程を見ることができます。
クラフトマン(菓子職人)がキャラメルを炊いたり、クッキー生地を伸ばしたり、オーブンで焼きあげたものを切り分けて包装するまでの流れから、丁寧な菓子作りを感じます。クラフトマンのきびきびとした動きも格好良く、見ているだけでワクワク!小さく切られ、レーンに乗ってトコトコ…と運ばれるクルミッ子は、なんだか愛らしくてきゅんとします。
港を眺めながら味わうクルミッ子づくしのカフェメニュー

「クルミミカップ」(500円/税別)
店内奥のカフェでは、横浜港を臨みながら、クルミッ子を素材として活かしたオリジナルスイーツがいただけます。同じカフェでも、「鎌倉紅谷 八幡宮前本店」の2階にある「Salon de Kurumicco(サロン ド クルミッ子)」とは異なるメニューを展開。ファンならずともチェックしたいスイーツがそろいます。
工房で作られるクルミッ子の“切り落とし”である「クルミミカップ」は、クッキー生地部分が多く、オリジナルブレンドのコーヒーといただくのにぴったり。

「The Factory'sクルミッ子パフェ」(780円/税別)
季節ごとのメニューも気になります。クルミッ子キャラメルソースの風味やコクを感じる和洋折衷のおしるこ「鎌倉紅谷のおしるこ」(500円/税別)は秋冬の限定。クルミッ子をどんなアレンジでいただけるのかと、シーズンごとに訪れるのが楽しみになりますね。
限定デザイン箱のクルミッ子やグッズがそろうショップ
「クルミッ子5個入」横浜ハンマーヘッド限定パッケージ(670円)
ショップでは、クルミッ子や「鎌倉紅谷」のお菓子、リスくんをモチーフにしたファクトリー限定のオリジナル雑貨が並びます。
おなじみの「クルミッ子5個入」のパッケージも、ファクトリー仕様に。箱の表にはクルミッ子キャラメルを鍋でかき混ぜるリスくん、側面にはみなとみらいの風景が描かれています。横浜のおみやげとしてもぴったりです。