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転職活動したいのに時間がない!働きながら効率よく活動するコツ

ライフスタイル

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回は「転職活動したいのに時間がない」という女性のお悩みに、外資系OLコラムニストのぱぴこさんがアドバイス。

転職活動したいのに時間がない

今の会社からの転職を考えていますが、仕事が忙しくて転職活動する時間がありません。とりあえずエージェントには登録しましたが、面談の時間を作るのもやっとで、そこから職務経歴書の作成や面接があることを考えると、時間が取れるのか不安です。働きながら効率よく転職活動するには、どうすればいいのでしょう。

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「時間がない!」

これは転職活動における最大の敵です。転職活動は時間が必要です。履歴書、職務経歴書の作成、エージェントとの面談、企業の面接会場への移動時間と面接など、拘束時間がぐん! と上がります。

ぶっちゃけた話、この時間は「作る」しかありません。なんの解決策にもならずにすみません。

しかし、転職と婚活はまず「リソース確保(=時間)が必要」なのは事実です。変わらない現実は受け止めておいてください。

そんな大前提は抑えた上で、なるべく時間を有効に! という感覚は重要です。効率化を考えるために、転職活動における時間の種類を考えてみましょう。

転職活動において必要な時間は2種類ある

転職活動に必要な時間を分解すると、大きく2種類に分かれます。

1.自分の時間 (自分自身が作業する時間)
2.他者との時間 (面談・面接など人とのコミュニケーションに関わる時間)

転職活動での時間のなさを考えるとき、面接時間や移動時間などの「2.他者との時間」に目がいきますが、実は重要なのは「1.自分の時間」です。

なぜかというと、2は他者が関わるためコントロールができませんが、1は自分自身で調整可能だからです。

具体的に確認しましょう。

1.自分の時間 (自分自身が作業する時間)

自分の時間とは下記に必要な時間です。

・履歴書、職務経歴書などドキュメント類の作成
・面接対策や企業研究
・WEBテスト対策やWEBテスト受験

これらの時間の捻出は、自分自身が「頑張る」ことである程度はどうにかできます。業務終了後や休日など、自分の隙間時間を使って粛々とやることです。

自分でいつでもできるからこそ、「いつでもできる」でズルズルとうしろ倒しにしがちですが、グッと踏ん張りましょう。きちんと準備すると、結果として転職活動全体の効率化・短期間化に繋がります。

たとえば職務経歴書ですが、「とりあえず」で作ると、修正でエージェントとのやり取りが増えたり、自分の意図していない求人が舞い込むなどのギャップが発生したりと、そのギャップの修正に手間がかかります。

逆に、職務経歴書をきちんと書き上げておけば、エージェントとのすり合わせ時間も短縮できますし、面談も対面ではなく、電話面談で終わらせることが可能になります。

また、作成したドキュメント類をWEB人材サービスに登録しておけば、各企業担当者から面接オファーが来るなど、次に繋がります。

クオリティの低いドキュメントでは、書類選考落ちが続くことも少なくありません。そうするとモチベーションも低下するため、転職活動が長期化する要因になります。

「どう書いたらいいかわからない!」という悩みは、私に寄せられる転職相談でも多い内容ですが、各エージェントが職務経歴書のテンプレートを配布していますし、ネットで探すと「どんな職務経歴書を書くべきか」といったノウハウも得られます。私もコラムを書いているので、参考にしてください(宣伝)。

2.他者との時間

自分でコントロールできず、かつ必須で出現するのが本項目です。具体的には下記を想定しています。

・エージェントとの面談、相談
・企業とのカジュアル面談
・企業との面接
・上記に関連する移動時間

これらはもう、頑張るしかない! という根性論を言いたくなります。面接で忙しくなってきたら転職活動は佳境に入っています。なので、踏ん張ろう。

エージェントとの面談や面接は、自社の近くに来てもらえるように調整することで、お昼やちょっとした隙間時間を活用できます。また、SkypeなどのWEB面談を提案することで時間短縮が可能です。

企業との面接についても、多くの企業が19時以降の面接を許容してくれていますし、会社によっては20時からの面接や、早朝の時間帯を調整してくれるので、相手企業に相談することが重要です。

自分側の努力としては、いっそ有給を取る、「しばらく通院が必要」などの理由を作っておく、とにかく強い気持ちを持って早く退社する……などがあります。

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