もうすぐ12月ですね。12月って本当にあっという間、一瞬で終わってしまうと思いませんか?普段の生活に、忘年会やイベントごと、大掃除、年賀状の準備などが加わってくるのですから。気が付いたら1月になっていて、今度は新年会や親戚の集まりなど落ち着かない日々が続くでしょう。
あー、やっとゆっくりできる!なんて頃には、ボディもゆったり。「バタバタと忙しかったはずなのに太った…」という人が多いです。いやいや、だってそれ以上に飲食しているのだから当然ですよというのはヨガインストラクター・ビューティーフードアドバイザーの高木沙織さん。
今回は、高木さんも実践している「正月太りをしないために今からできること」を教えてもらいました。
正月太りを防ぐには1:朝のホットドリンク
12~1月にかけて外食や飲酒の機会が増えるため、胃もたれや二日酔いで「朝は食べられない」という状態で目覚める人は多いでしょう。もちろん、そうでなくても日頃から朝食をとらない女性は少なくありませんが…。
ですが、飲み物なら入りますよね。温かい飲み物をぜひ取り入れていただきたいのです。
ご想像のとおり、温かい飲み物を飲むと体が温まります。朝の体は一日のなかでも一番冷えていると言われて、温かい飲み物を取り入れてあげることで、内臓機能が目覚めて体温も上昇。結果、代謝を上げることにもつながります。朝からポカポカと代謝の高い状態をつくり出して、脂肪が燃焼しやすい体を維持しましょう。
ちなみに、ホットドリンクならなんでもよいというわけではありません。
みなさんがよく飲む朝のコーヒーは、何も食べていない状態の胃にとっては刺激になるうえに、カフェインが体を冷やしてしまうでしょう。
白湯やルイボスティー、比較的カフェインの量が多くないほうじ茶(ほうじ茶は体を内側から温める陽の性質を持つ)、スープなど「何を飲むか」も意識して習慣化させましょう。
正月太りを防ぐには2:ベルトを忍ばせる
食べる量、飲酒の量……、格段に増えてきますよね。
筆者も経験があるのですが、これって癖になります。たくさん食べることに慣れてしまうのです。年末年始は、「2019年も最後だし」「新年だし」と気が緩む時期なので、特に注意が必要。よく、「野菜を最初に食べる」「炭酸水を飲みながら」だと、食欲が抑えられると言われていますが、それすら効かないという人はベルトを使ってみてはいかがでしょうか。
ヘソの辺りの高さにベルトを巻くことで、食事の際に食べ過ぎてお腹が出てきていることに気づかせてくれます。筆者もよく取り入れているのですが、食べ方が乱れる時期の「まだいいや」と思ってしまう自分の弱い意思とは裏腹に、苦しさがストップをかけてくれるのです。
加えて、ベルトが腹部に食い込まないように背筋を伸ばして姿勢よく座るようになるため、内臓の位置を正す効果も期待できるでしょう。
ベルトはスカートやパンツに巻かず、直接腹部に巻くのが筆者流です。ニットなどのトップスを着ていればベルトを忍ばせていても目立ちにくいでしょう。ただし、きつく巻きすぎないこと、食後は外すこと。あくまでも食べ過ぎに体を慣れさせないための方法ですよ。