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おいしく長持ち!定番野菜の正しい冷凍方法!キャベツやきゅうりなど

レシピ

野菜の正しい冷凍方法を紹介します。野菜だから野菜室と考えがちですが、それぞれにあう方法で保存すると長持ちするようです。中には生で冷凍できるものもあれば加熱して冷凍できるものもあります。長持ちのポイントは特徴にあわせて必要な下処理をすること!

野菜冷凍の基礎知識

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野菜を上手に冷凍するコツ

野菜を上手に冷凍するコツのひとつは次に使うときに使いやすいよう、小分けにして保存することです。

また野菜の種類にあわせてサッと火をとおしたり潰したり、しっかりゆでるなど、それぞれの特徴にあわせて必要な下処理をしてから冷凍保存することが大切だと考えられています。

野菜の種類にもよりますが、ラップで包みジッパーつきの密閉袋に入れてから、空気を抜いて閉じ保存することも大切なポイントです。

冷凍に不向きな野菜の見分け方

さといも・ごぼう(泥つき)・かぼちゃ・じゃがいも・さつまいもは、どちらかといえば冷凍保存に向いていません。玉ねぎも冷凍保存に向いているわけではありませんが、皮をむきスライスやみじん切りにカットすれば冷凍保存も可能です。

先述したように野菜はそれぞれ育った環境に似ている場所で保存することが大切であると考えられています。かぼちゃやさつまいもなどは、新聞紙に包み冷暗所に保存すること。新聞紙が湿ったら交換することも大切です。

冷凍野菜の消費期限の目安

一般的な冷凍室の温度はマイナス18℃以下に設定されており、食中毒や腐敗の原因になりやすい微生物や菌類が働くことはないようです。酸化や乾燥を予防すれば野菜を長期で保存できると考えられています。

しかし冷凍保存しても永久に保存できるわけではありません。冷凍保存しても野菜の品質が変わり、霜がついたり油やけしたり、ほかの食材のにおいが移ることもあります。冷凍保存する場合の消費期限の目安は数週間から1ヶ月くらいですが、なるべく早めに食べるようにしてください。

冷凍野菜の調理方法

カットして保存しておいた冷凍野菜の調理方法は、基本的に冷凍のまま調理して構いません。たとえばスライスして冷凍保存しておいたしいたけは、そのまま味噌汁に入れてOK。長ねぎのような香味野菜は刻んでから密閉容器に入れて保存しておくと、そのまま調理に使えます。

冷凍のまま使用しない場合は、冷蔵室に入れて解凍するか氷水につけて解凍する方法がおすすめです。常温解凍はNGですが、急いで使いたい場合は解凍後すぐに調理するようにしましょう。

1. キャベツの冷凍方法

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生のまま冷凍する場合

キャベツを1玉買っても使い切れずに、あまらせやすいようです。一気に使い切ることも少ないため、切ってから冷凍保存しておくと必要なときに要る量を使えて便利ですし、カットする手間も省けます。

キャベツの正しい冷凍方法は、ざく切りや細切り、くし形切りなど好みの大きさにカットし、水洗いしてからペーパータオルで水気を拭いてください。水分が残っていると冷凍保存時に劣化しやすいようです。あとは冷凍用の保存袋に平らにして入れ、空気を抜き冷凍室へ。

加熱して冷凍する場合

キャベツはサッと加熱して冷凍すると、かさが減るためコンパクトに保存できるのが嬉しいポイントです。正しい冷凍方法は生のままと同じく、使いやすい大きさに切り、熱湯で約10秒ゆで冷水で色止めをし水気を拭き取ります。

次に1回に使用する量ごと小分けしてからラップで包み、冷凍用の保存袋に入れ空気を抜いてから保存すればOKです。ちなみに、ゆでてから冷凍したキャベツは水っぽくなりやすいので炒め物には向いていません。

2. じゃがいもの冷凍方法

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生のまま冷凍する場合

ポテトサラダやシチュー、肉じゃがなど、いろいろな味を楽しめるじゃがいも。基本的に冷蔵庫で保存せず、風通しのいい冷暗所に置くべきです。その際の常温保存の目安期間は約4ヶ月といわれています。

ただし、じゃがいもは冷凍保存できないわけではありません。生のままの冷凍方法は皮をむき、くし形や棒状のように小さく使いやすい形に切ってから水にさらし、水気を拭き取って冷凍用の保存袋に入れ冷凍室へ入れます。保存期間の目安は約1ヶ月です。

加熱して冷凍する場合

加熱したけれど使い切れずにあまってしまったじゃがいもを保存する方法は、ゆでた場合も電子レンジで蒸した場合も同じ方法です。正しい方法は、じゃがいもを潰してからマッシュポテトにし完全に冷まします。

あとは使いやすいように小分けにし冷凍室へ。または冷凍用の保存袋に平らにして入れ、空気を抜き袋を閉め袋の上からお箸で線をつけ小分けにします。小分けにするのは食感や風味を損なわず使用しやすいからです。

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