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侮ることなかれ! 「ノロウイルス」予防の肝は手洗いにあり!

ライフスタイル

11月某日、ビオフェルミン製薬株式会社による「ノロウイルス対策セミナー」が開催されました。登壇者のひとり、東邦大学医療センター大森病院総合診療科の感染症専門医である前田正先生によると、感染性腸炎とは嘔気・吐き気・下痢・腹痛などの胃腸症状を主とし、発熱を伴うこともある感染症のことで、大きく細菌性とウイルス性に分かれるそう。細菌性腸炎は、サルモネラや病原性大腸菌などが原因で起こる夏場の食中毒が主なもので、ウイルス性腸炎とは、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどによる腸炎を指します。

冬に注意したい「感染性腸炎」とは?

11月某日、ビオフェルミン製薬株式会社による「ノロウイルス対策セミナー」が開催されました。登壇者のひとり、東邦大学医療センター大森病院総合診療科の感染症専門医である前田正先生によると、感染性腸炎とは嘔気・吐き気・下痢・腹痛などの胃腸症状を主とし、発熱を伴うこともある感染症のことで、大きく細菌性とウイルス性に分かれるそう。細菌性腸炎は、サルモネラや病原性大腸菌などが原因で起こる夏場の食中毒が主なもので、ウイルス性腸炎とは、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどによる腸炎を指します。

感染性腸炎にかかった場合の主な治療法は対症療法で、脱水にならないよう気をつけながら自身の免疫力で治していくのが基本だそう。自身のためにも、周囲に感染を広げないためにも、“予防”がとても重要だと言えます。

驚異の感染力! ノロウイルス対策のポイントは?

ノロウイルスというと感染力が強いことで知られていますが、事実として、症状のある感染者の便や嘔吐物には、1グラム中100万個以上のウイルスが含まれているのに対し、わずか10~100個程度のウイルスで感染し、発病してしまうのだとか。また、ノロウイルスは、アルコールや一般的な除菌剤では除菌することができないため、もし家族など身近な人が冬場に下痢や嘔吐などをした場合には、ノロウイルスを疑い次亜塩素酸を用いた清掃を行い、できるだけトイレの共有や接触を避けるのが対策として有効とのこと。嘔吐物や排泄物の処理をする際には、使い捨てのマスクや手袋、エプロンなどを着用し、汚れたものはビニール袋にまとめ、ハイターやミルトンなどの0.1%次亜塩素酸ナトリウムを染み込む程度に入れて消毒するようにしましょう。

ノロウイルス予防の要! 意外に知らない衛生的な手洗いの仕方

現在ノロウイルスのワクチンは開発中で、予防するには手洗いの徹底がとても大切。セミナーでは、微細なウイルスは人の手を介して広がるケースが多いとのことで、ウイルスを「つけない」「拡げない」「持ちこまない」ことが重要として、効果的な手洗いの仕方についての説明がありました。

まず、より手洗いの効果を得るには、トイレの際にゴミなどに触れたあと、調理の前などに手を洗うタイミングが大切。そして、自分が洗い残しやすい箇所を知ることも大切だとして、実際にセミナー参加者の手に蛍光剤を塗って手洗いをしてもらい、どこに汚れが残りやすいかの検証も行われました。一般的には、指先や手のひらのしわ、指のつけ根のふくらみ、手首、爪と皮膚との間などに汚れが残りやすいそう。また、利き手と逆の手で洗うことによって、よく使う利き手に汚れやウイルスが残りやすい傾向もあるそうなので、手洗い時には注意したいですね。

日本食品衛生協会のサイトでは、基本の手洗い手順が紹介されています。温水で洗うことも、手洗いの効果を高めるのに有効だそう。
(参考:http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_tearai.html)

http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_tearai.html

とても簡単にでき、感染性腸炎の予防対策としても有効な手洗い。簡単だからこそ、軽視しがちでもあります。自分のためにも周囲の大切な人のためにも、社会人のマナーとしても、きちんと汚れやウイルスを洗い流す衛生的な洗い方ができているか、今一度手洗いの仕方を見直してみてはいかがでしょうか。

文/野田美香

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