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2020年開運参拝は「水」の神。隠れパワースポット栃木・〈日光二荒山神社別宮 瀧尾神社〉へ。

観光客でにぎわう日光にあって、まるでエアポケットのよう。杉木立の中、しんと静まり厳かな空気が漂うご神域は、神の宿る山々から湧き出す水の気配に満ちていました。Hanako『幸せを呼ぶ、神社とおてら。』「瀧尾神社」より、日光〈日光二荒山神社別宮 瀧尾神社〉をご紹介します。

旅行・おでかけ

清らかでみずみずしい。水を司る女神のご神域へ。

瀧尾神社のご神域。年月を経た石畳の参道の両脇には、杉の巨木が連なる。アップダウンの激しい参道を進み、運試しの鳥居をくぐると、やがて朱塗りの楼門が見えてくる。

世界遺産に指定された「日光の社寺」の一角。二荒山神社別宮瀧尾神社は、アップダウンの激しい石畳の山道を歩くこと30分、聞こえるのはせせらぎの音と野鳥の声だけという深山に鎮座していた。ここは東照宮が造営されるより遥か昔、平安時代初期に開かれた聖域。弘法大師が日光三山のひとつに数えられる女峰山を拝し、田たごりひめのみこと心姫命を祀ったのが始まりとされる。古くは「女体中宮」とも「瀧尾権現」とも称せられ、日光修験の中心地でもあった霊跡だ。

田心姫命は、男体山の神である大己貴命の妃神にして水の神。参道は常に沢と付かず離れずの距離にあり、林立する杉の巨木も石畳もしっとりと苔むして、ご神域は豊かな水の気配に満ちている。深呼吸しながら歩くだけでも、心と体が潤うような気持ちに。しかも参道には、鳥居上部の丸い穴に小石を投げてそれが通ると願いが叶う「運試しの鳥居」、強い力を感じさせるご神木の「瀧尾三本杉」や子授け安産祈願の「安産子種石」など、ご利益を得られるポイントも多数。水の女神の抱擁力と生命力を授かって、2020年も運気を上げていきましょう。

【Check1】山の緑に朱漆が映える神橋は日光の聖域へ至る表玄関。

大谷川の澄んだ流れが岩を食む渓谷にアーチを描く木造の反り橋。その始まりは天平の昔。日光開山の祖・勝道上人が激流に行く手を阻まれた際、顕現した神がかけたものと伝わる。この先は神仏に守られた聖域となる。

【Check2】3本のご神木の向こうに神が宿る女峰山を遥かに望む。

御本殿の裏手、玉垣に囲まれた杉のご神木は樹齢250~300年。弘法大師が修行をした時、御祭神が現れたという場所で天に向かって伸びる。現在のご神木は2代目。「強いパワーを感じます」と李家幽竹さん。

【Check3】水の女神のお社は総漆塗り、極彩色。細部まで見応えあり。

楼門から拝殿、唐門に続く御本殿はもちろん、鳥居や石畳も江戸時代の様式を今に伝える国の重要文化財。

繊細な彫金、モダンにも思える蟇股(かえるまた)のカラーリング、麻の葉文様の組子の御扉など見どころ多数。東照宮ほどデコラティブでなく、華やかながらすっきりした印象。

【Check4】ご神体山への登拝口に佇む修験の祖、役行者を祀る行者堂。

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