既婚者の頭を悩ます「義理の両親」との関係。良好か聞いてみると…
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2019年末、Twitter上で「帰省スルー」「帰省ブルー」というワードが話題になった。義理の両親と過ごす年末年始が憂鬱で「帰りたくない」と呟く既婚者が続出したのだ。
嫁姑問題は離婚の原因にもなり、良好な関係を築くまでにはかなりの苦労を要するといわれる。果たして世間の既婚者は「うまくいっている」のだろうか。
■義理の両親とうまくいっていると思う？
しらべぇ編集部では全国の20～60代の既婚者825名を対象に、義理の両親との関係について調査を実施。
結果、「義理の両親とうまくいっている」と答えた人は52.5%。若干ではあるが、良好な関係を築いている既婚者が多いことがわかった。
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■うまくいっている年代は…
義理の両親とうまくいっていると答えた人を年代別に見てみよう。
20代の割合が高く、61.0%となっている。核家族化が進み、二世帯住宅が極めて少なくなっている昨今。「会っているときだけうまくやっていけばいい」だけに、険悪にはならないのかも。
一方60代は45.8%とうまくいっていない人が上回る。昭和の時代は一緒に住み、年中顔を合わせるだけに揉めることも多かった。それが要因だろうか。
■うまくいっていないと思った瞬間3選
義理の両親とうまくいってない人に「どのようなときにそう感じたのか」を聞いた。
①明らかな疎外感
「義理の母、明らかに自分だけ扱いが冷たい。他人とじつの子供で差をつけるのは仕方がないのかもしれないけど、露骨にやられると、傷つく」（20代・女性）
②来るなと言われる
「妻は年末年始、義母から呼ばれて自分の実家に帰って年末年始の作業を手伝っている。『俺も行っていい？』というと、『あなたはこなくていい』と。
妻は理由を教えてくれませんが、きっと義理の両親から自分が嫌われていて、招いてもらえないんだろうなと…」（40代・男性）
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■目も合わせないケースも？
③会う気すらおきない
「私は本当に義理の母と仲が悪く、結婚後ほとんど会っていません。孫の顔をもほとんど見せていない。夫が帰省するときは必ず1人で、実家に行ったのも義父が亡くなったときだけ。
初めて帰省したときは、姑からチクチクなじられたし、小姑とは目も合わせなかった。今更関係修復も不可能だし、今後も会う気はない」（60代・女性）
頭を悩ませる人も多い義理の両親との関係。本調査を見る限り、揉めるケースは少なくなりつつあるようだ。
（文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
【調査概要】
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2019年12月13日～2019年12月18日
対象：全国20代～60代の既婚者825名 （有効回答数）
