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実母が嫌いで二度と帰省したくない!これって薄情?

ライフスタイル
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久しぶりに両親に会いたい、孫の顔を見せたいと実家に帰省することはありますよね。ただ両親のことが苦手な場合ならどうしますか? あるママさんはお母さんが嫌いだから実家に帰省したくないそうです。

『実家が嫌いで帰りたくない。お正月は毎年帰省して、軽く食事をする程度には会っていました。でもそれも我慢ならないくらい行きたくなくなってしまいました。根本的に母と合わないんです。母は無神経、私のコンプレックスをバカにしてくる言動が多い人。本人はウケる冗談を言っているつもりのようですが不快です。やめるように言っても「ハイハイ」と受け流されて終わるか、落ち込んだふりをしてシュンとなりこちらの機嫌をとってくるかのどちらかで、少ししたらまた元どおり。この繰り返しで何十年も過ぎました。話していても楽しくないし、もはや受け付けられない。年に1度の我慢だと思って帰省していたけれど、今年はそれもしたくない。お年賀とメールだけ送って、もう次からはサボるようにしたい。薄情ですか?』

相談してくれたママさんは毎度お母さんの無配慮な態度に悩まされ、我慢の限界を超えたようです。そのストレスで今後はたとえ年に1度だとしてももう帰省したくないと思っているようですね。しかし「実家に帰省しない」というのは子どもとして薄情な選択ではないかと心配な様子です。

「嫌なら実家に行かなくてもいい!」帰省は強制でも義務でもない

心配するママさんに対し、ママスタBBS上には「帰省は強制でも義務でもない、お母さんに会いたくないのなら帰省しなくてもいいのでは?」というコメントが集まりました。

『行かなくていいんじゃない? 距離を置かないと自分がダメになるよ!』
『全然薄情じゃないよ。例えば友人相手なら苦手な人とは付き合わなくていいはずなのに、母親だから悩むんだよね。でも無理しなくていいよ』
『全然薄情だと思わない。合わないものは合わない! 私も母とも同じような関係だからわかる』

人との関わり合い上、どうしても性格が合わない人がいます。職場にいれば「仕事だから」と我慢して、仕事以外では極力関わらないようにするでしょううし、友達であれば縁を切ったりすることでしょう。しかし“親”と性格が合わない場合は、なぜか「薄情だと思われるかも」と自分を責めて我慢してしまうんですね。しかし親と言っても人間同士。嫌な性格を改善してほしいと訴えても改善してくれないのなら、「嫌ものは嫌」で帰省しない選択を貫いてもいいのではないでしょうか。

子どもに「おばあちゃんの家に行かないの?」と聞かれたらどうすれば?

相談してくれたママさんは年に1度実家に帰ることが家族恒例の年間行事だったため、もしも帰省しないとなったら子どもになんて説明すればいいかという点も悩んでいます。

『どうせずっと会わないなら「おばあちゃんは遠くに住んでいる」とか何とか言っておけばいいよ』

正直に現状を打ち明けることも決して悪いことではないのでしょうが、子どもの年齢が低かったり、親同士のトラブルを隠しておきたい場合は「都合が合わなくて」「旅行に行ったみたい」など当たり障りなく誤魔化すのが良いかもしれませんね。

「同じく実家に帰省したくない」の声集まる

ママスタBBSにも「お母さんが嫌いだから実家に帰省したくない」「帰省しない選択をした」というコメントが集まりました。

『私も本当に毒親が嫌い。泣きつかれて渋々片付けだけ行くけれど。あの親の血が流れていると考えるだけで吐き気がするほど嫌い』
『うちもかなりひどい母親だから会いたくない、というか何年も会っていない』
『私ももう10年実家に帰っていない。それまでは毎年帰っていたけれど、口を開けば人の悪口から始まって、次に私の旦那の悪口、最後には必ず「子育てもどうせろくにしてないんでしょ」だの決めつけて説教が始まる……。それが嫌で帰らなくなった』

本来は「帰りたいな、両親の顔が見たいな」という楽しみな思いから実家に足を運べたらいいのでしょうが、「帰りたくないな、顔を合わせたくないな」と思いながらする帰省は間違いなくママさんをイライラさせてしまうはず。それに「帰りたくないけれどどうしよう」と悩んでいる時間ももったいなく、ストレスの元となります。帰りたくないと思いながら帰省するよりも思い切って帰省せずに家族みんなでゆっくり過ごしたり、旅行などに行ったりしたほうが有意義な時間を過ごせるのではないでしょうか。

文・物江窓香 編集・blackcat

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