1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第11回は、結婚してからも、恋人時代と変わらずラブラブでいられるコツを3つご紹介します。
1. 感謝の気持ちをあえて言葉にする
【ママライフばんざい!】vol. 11
結婚すると、恋人時代のようにいいところだけを見せるわけにはいきませんよね。地道に毎日の生活を積み上げていく夫婦時代に突入すると、自然と落ち着いた関係性になり、なかには夫を「男として見られない」、妻を「女性として意識できない」という関係になることも。
そんななかで、ずっとラブラブな夫婦に共通するコトひとつめは、「感謝の気持ちをあえて言葉にしている」ということ。夫婦で毎日顔を合わせる関係だと、つい仕事であったいやなことや家事や育児などでのストレスを夫や妻に吐き出してしまうこともあるかもしれません。
ときどきはガス抜きすることも必要ですから、グチを言うことも必ずしも悪いことではないのですが、顔を見るとネガティブなことばかりを言うようになると、「またグチか」と感じて次第に話を聞くことがいやになってくることも。なんでもさらけ出すことがいいとは限らず、節度も大事だということです。
毎日とはいかなくても、たまに家事や育児を夫がしてくれたら、“やって当たり前”だと思わずに、笑顔で「ありがとう」を伝えられるといいですね。何かをしてもらったときに、助かると心で思っていても、言わないとわからないものですし、あえてポジティブな言葉を聞くとうれしいもの。
ラブラブな夫婦は、妻がお茶を入れたときも夫がねぎらってくれるようなやさしさがあるようです。子どもがいると、子どものことに気持ちが集中しがちですが、夫婦の間でも前向きな会話が多くなるといいですね。
2. 記念日をしっかりと祝う
恋人時代は、記念日を祝うことを忘れなかったはずなのに、結婚するとだんだんと毎日の生活に流されていってしまうことは少なくありません。結婚して1年、2年、3年……と月日が経つほど、恋人時代のように何かの際にお祝いをしようという雰囲気ではなくなる場合も。
そんななかで、ずっとラブラブな夫婦に共通するコト2つめは、「記念日をしっかりと祝っている」ということ。夫の誕生日、妻の誕生日、結婚記念日といったアニバーサリーは、できるだけ忘れずにお祝いしたいところです。
その日にジャストで祝えなくても、前後の日や休日などに、お祝いできるとベスト。それにお祝いというと豪華にすることが頭に浮かぶかもしれませんが、何もお金をかけてゴージャスにする必要はありません。お花を一輪飾っていつもより良い食材でごちそうを作るといったことでもOK。
つまりは、ささやかでもいいのであらためて、お互いにとって大事な日を再確認するということ。そういった意味でも、1年のうち何度かは、夫婦の間の記念日をしっかりとお祝いするといいでしょう。
3. 時にはふたりでデートをする
例え恋人同士だったとしても、同棲していたり、長く付き合いが続いていたりすると、お互いの新鮮さが減っていくのは当たり前のこと。それが結婚して夫婦になってくると、なおさらのこと“一緒にいるのが普通”の状態なのですから、忙しい日々のなかわざわざ時間を作ってまで、夫婦でどこかに出かけようとする機会は減ってしまうことが多いようです。
そんなマンネリ化した夫婦関係は、放っておいても復活することはなく、むしろ時間が過ぎるほど、どんどん悪化していくもの。子どもがいるとさらに、夫婦の役割として一歩外に出ると「◯◯ちゃんのママ」「◯◯くんのパパ」といった具合に、ひとりの女性や男性であるという事実を忘れてしまうような毎日を送る人もいるかもしれませんね。
そんななかで、ずっとラブラブな夫婦に共通するコト3つめは、「時にはふたりでデートをする」ということです。常に顔を合わせる夫婦だからこそ、いつもの日常生活からちょっと抜け出して、あえてふたりで出かける時間を確保しましょう。
「いまさらふたりでデートなんて恥ずかしい」と思うこともあるかもしれませんが、だからこそ夫婦で出かけることがいい刺激になります。デートする場所も、映画館や水族館、公園など、ここはあえてベタなデートスポットを選んで、出かけてみるのもおすすめ。
恋人時代には感じなかった目新しい感覚を覚えることがあるかもしれませんし、周りにいるカップルたちを見て懐かしい気持ちになったり、結婚してからのふたりだからこそ味わえる安心感のなか、夫の新たな魅力を発見することもありそう。
こういう機会に、普段思っていても言えなかったことなど、夫婦のコミュニケーションを深めてみるのもいいですね。いつもとは違う姿を見ることができて、お互いにドキッとする瞬間もあるはず。夫婦でデートする機会があると、いつもの生活にも彩りが生まれるでしょう。
こうしたちょっとしたコツで、結婚してからも恋人時代のラブラブな関係性を蘇らせることはできます。結婚していないカップルだったとしても、長いお付き合いのふたりなら、いつもとは違う視点で関係性を盛り上げる工夫のひとつの参考になるかもしれません。みなさんもどうぞ愛ある日々を過ごしてくださいね。
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