無料の会員登録をすると
お気に入りができます

「集中力がない」と悩む人へ “モチベ持続”のためにやるべき6つのこと

ライフスタイル

「ようやくやる気になったのに、5分と集中できない…」。そんな事態はできれば回避したいもの。途切れがちなモチベーションをキープするためのテクニックを、サイエンスライター・鈴木祐さんが伝授。

自分に新たな肩書をつける。

セルフイメージを書き換える、もう一つの手段“ジョブ・チェンジング” とは使命感を掻き立てる肩書をつけること。「仕事のモチベーションを高めるために考案された技法です。あるアメリカの病院を対象とした研究では、やる気のない清掃スタッフに『あなたたちは“病院のアンバサダー”です』と新しい肩書を与えたところ、一夜にしてスタッフの態度が激変した、という報告があるほど。自らの仕事や役割を別の角度から捉え直せば、心理的な効果を確実に得ることができるのです」

悪循環を断ち切る。

たった1度失敗しただけで、「自分は無能な人間だ」と思ってしまう経験は、誰にでもあるはず。ポジティブな想像力が高いモチベーションをキープしてくれるのに対し、ネガティブな思い込みは悪循環を引き起こす原因にもなってしまう。「つまり負の感情にとらわれすぎて、自分を客観視できなくなるのです。こうした認知の歪みを取り除くためにも、自分の感情を正しく理解することが必要に。具体的な数字や言葉に置き換えてみたり、感情を書き出してみるとわかりやすいです」

失敗したときの感情を書き出す。

自分の感情をなるべく冷静に見つめるには、俯瞰的な視点が必要になる。失敗や挫折を味わったときは、「ただ悲しい」と思うのではなく、「悲しみ15%・焦り70%・怒り15%」と、感情の成分分析をしてみるといい。また、できなかったことに対しては、客観的な証拠やデータを集めながら、「本当にできなかったのか?」「もしかしたら成功したこともあったのでは?」とていねいに反論を重ねることで、思考の歪みを徐々に正すことができる。

同じ失敗を繰り返すときは、その失敗に名前をつける。

感情のやっかいなところは、実体が見えにくいことにある。その瞬間の感情に呑み込まれるあまり、いつも同じ失敗を繰り返してしまうという人は、ぜひ“名前”をつけることをおすすめしたい。たとえば、「落ち着かなくて気づけばいつもスマホを触ってしまう」ときは、「スマホさわり太郎」というように。ユニークなネーミングを考えるだけで、「なんだ、またさわり太郎が来た!」と、自分を気楽に客観視することができる。

鈴木 祐さん サイエンスライター。健康や科学、心理などをテーマに書籍や雑誌の執筆を手掛ける。新刊『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)が発売中。

※『anan』2020年2月12日号より。イラスト・加納徳博 取材、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ