ものが散らかっていて汚い家。なんとかしたいけど、どうすればいいのかわからない!と、お悩みの方のために、家事代行サービスを展開するカジタクに所属する、片付け名人の山口さんに「ここを片付けるだけで、脱・汚い家!」というポイントを教えてもらいました。
■教えてくれたのは・・・片付け名人の山口さん
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」にて、予約半年待ちの「片付け名人」。定期家事代行、整理収納サービスの経験を活かし現在は新人スタッフの教育を行うトレーナーも担当。整理収納アドバイザー1級ほか、整理収納の資格を多数保有している。
広い面を「無」または「ワンポイント」にすればOK
家の中がキレイに見えるポイントは極めてシンプル。本来広くてスッキリしているところを、ちゃんと広くスッキリさせておくことです。
代表的な場所としては、以下のようなスポットが挙げられます。それぞれ、スッキリさせるコツと併せて解説していきましょう。
スッキリポイント1:玄関の三和土(たたき)
玄関の一段低くなっていて靴を脱ぐところを、たたきと呼びます。ここに置く靴を「無」または各自1足までにしてみましょう。家の玄関は、そのお家の第一印象となる場所。その玄関がスッキリしていれば、訪れた人は「お家の中までキレイだろうなぁ」という印象になります。
スッキリポイント2:テーブルの上
テーブルの上には何でもかんでも乗せてしまいがちです。ここをカフェのテーブルをお手本に、その時使っているもの以外は置かないようにしてみましょう。もちろん、お花などのワンポイントの飾りはOKです。
スッキリポイント3:床
床に置くのは家具とラグだけにしてそれ以外は「無」にする。脱いだものやダンボールなど放置しがちですが、そのようなものが1つあるだけで、部屋全体が散らかった印象になってしまいます。
とは言え、床を「無」にするのはけっこう難しいかもしれませn。そんなときにおすすめなのがフタ付きのスツール(椅子)です。日用品のストックはもちろん、脱いたパジャマなども、スツールに放り込んでフタをしてしまえば簡単にスッキリです。ネットで探せば色々な色や大きさのスツールが買えますので、ぜひチェックしてみてください。
スッキリポイント4:冷蔵庫の表面
「無」または「横面だけ」にする。
冷蔵庫の表面は、本来つるんとしているので、何も貼らないでおくとスッキリします。
冷蔵庫に色々くっつけてあると、シール遊びが好きな子どもの学習机のように見えてしまうかも(笑)。
もし何かお知らせ用紙などを貼っておきたい場合は、冷蔵庫の横面を利用しましょう。表面は冷蔵庫の「顔」をスッキリさせておくと、キッチン全体の清潔感にもつながります。
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