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〈かまわぬ〉拭く・巻く・包む。新生活にぴったりのてぬぐい

インテリア

手や顔を拭く。包む。掃除に使う。平安時代から使われてきたてぬぐいには、いろんな用途があります。

今日ご紹介するのは、そんなてぬぐいの可能性をますます広げているブランド〈かまわぬ〉。“古きを知り、新しい遊びを生み出したい”という思いから400種を超えるてぬぐいを手がけています。

かまわぬという名前は、「鎌 」「◯(輪)」「ぬ」を合わせて「かまわぬ」と読む“判じ物”なのだそう。判じ物とは、文字や絵に隠された言葉をあてる謎解きのこと。かまわぬには「お構いなし」「構うものか」という意味があり、江戸町人の我が身を捨てて弱き者を助ける心意気を表現しているそうです。

かまわぬのてぬぐいは、明治時代に確立した「注染」という手法で染められています。これは、染料を注ぎ、糸のなかまで染める手法。

製造工程

糸のなかまで染めるため、布地が硬くならない上、吸水性がよく乾きやすいのだとか。染めを行うのは、職人さん。気温や天候にあわせて染料や糊の固さを調整するのも長年の経験がなせる技です。

染めのほかにも、晒の整理、糊付け/糊止め、染め、洗浄、天日干し……すべての工程に専門の職人が携わり、完全なる分業制のもと、一枚一枚、丹念につくり上げています。

使えば使うほどやわらかくなり、染めの色がなじんでいくのも、てぬぐいならでは。デニムや麻のように、“育てる”楽しみがあるアイテムです。

頭や首に巻いたり、包んだり、使い方もいろいろ。

お弁当や手土産、ワインボトルのようなものまで包めます。奈良時代の頃から、紙や布で大切なものを包んできた日本人。包むという行為には、ものに対する尊敬の気持ちが表れているようです。

暑くなってきたら、水に濡らしてキュッとしぼり、おしぼりとして使うのもおすすめ。ひんやり、風流な気分を味わえます。

2020年4月5日(日)まで、東京・谷根千エリアにある〈CIBI TOKYO STORE〉にて『手ぬぐい百景展2020』を開催しています。

開放的な店内には、インスタレーションとともに百種類の手ぬぐいがずらり。桜をはじめ、春らしい柄もたくさん。入学、卒業、春の新生活のお祝いにもおすすめです。

CIBIは、オーストラリア・メルボルン発のカフェ・コンセプトストア。メルボルンのオーガニックなライフスタイルを伝えるカフェメニューが人気です。

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