主婦の身近な話題なら何でも書く、サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。
子どもの読書習慣で「親がすべきこと・できること」について考えられる方も多いのではないでしょうか?今回は、実際に子どもの読書が「習慣化」したことによって見えてきたことについて、わが家の話をご紹介したいと思います。
毎日の読書で成績は上がったのか?
読書と成績の関係、今のところはっきりとはわかりません。肝心の答えが出ず申しわけないです。
通知表などの結果だけでいえば、読解力に関しては「上昇した」印象を受けます。ただ、現在の学力を「本を読んでこなかった場合」と比較ができないので、一様に読書で成績が上がるとはいえません。
ちなみに、子どもにも直接「読書の効果を感じることがあるか?」ヒアリングしてみましたが、「わからない」とのことでした。
わが子にも、今後必ずアップダウンはあるでしょうし、「本を読めば右肩上がり」と思うのは安直ですよね。読書で得られた良い結果としては、次の2点があげられそうです。
とはいえ、国語の文章題への苦手意識は薄らいだように思います。子ども自身も、「不得手」という気持ちが、「面倒」という気持ちに変化したようです。
「嫌い・苦手」が「まぁ、好きじゃないけどさ……」になったなら、彼の気持ちにも少し余裕ができたということではないでしょうか。
小学生が無料で受けられる全国テストがあります。
当然、初見の問題を解くのですが、一度「本で読んだ話が国語のテストで出た」ことがあります。
学校外のテストなので、通知表には反映されませんが、今後も同じことが起こる可能性を考えると、読書量が多いほうが勉強面で有利だと思います。
学力面以外でいいことあった?
学力面以外で、読書の効果を感じられたポイントは次の4つ。
以下も、必ずしも読書習慣のおかげと断言できるものではありせんが、ひとりの母親の、体感的な話としてお読みください。
ここ1年くらいで、話すときに使う単語が急に増えたように思います。順序だてて説明するのも上手になった。
実際、読書の効果を実感するのは、子どもと話しているときです。読書体験を通して成長していく姿を見ていると、最初の「学力を向上させたい」野望は薄らいでいきます。
子どもは本からたくさんの知識を得ます。戦争についてだったり、外国の文化だったり。