「体幹立ち」で正しく筋力を使う
筋肉をあるべき場所へ戻す!
下半身痩せのためにトレーニングをしているという方は多いでしょう。確かに鍛えて筋力をつけることはダイエットに必要なことではあります。
でもせっかくつけた筋力もふさわしい場所で正しく使わなければ意味がありません。

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ここでは芸能界専門パーソナルトレーナー小倉義人さん考案の、筋肉を正しく使い2週間でボディーラインを変える「体幹立ち」&「体幹歩き」についてご紹介します。
立ち方を変えると体が変わる!
脱・前かがみ
体幹立ちをしたら大抵の人は「後ろに倒れそう!」と感じるでしょう。それほど私たちは普段、無意識の前かがみ体勢。まずは体の重心を後ろに変え、まっすぐ立たなければ下半身痩せは叶いません。

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後ろ重心になれば自然と胴体の深層部の筋肉(体幹)を使います。筋肉が正しい位置に戻り、そこで正しく使われるので鍛えるべきところが鍛えられるのです。
1週目「体幹立ち」にトライ
1週目は体幹立ちのマスターから。できれば大きな鏡で自分の姿勢をチェックしながら行ってみましょう。
準備
まずは筋力を正しく使うための準備をしましょう。以下の3つのことをするだけで、お腹に力が入り骨盤が整います。
①立った姿勢でかかとをつける
②爪先もつける
③膝をのばす
後ろ重心でおしり引き締め
④体の重心をつま先が浮かないよう後ろに移動する。肩を前に残さないように。