おうちの中でも紫外線は大敵！今GETしたい“タイプ別”日焼けどめ

透明感のある美肌を保つには、日焼けによる、シミ・そばかすを防ぐことが最優先。それには紫外線対策が大切なのは分かってはいるけれど、きちんとできていない人も多いのでは？

そこで、UVケアで期待できる効果や、日焼け止めを塗る際に気をつけるべきポイントなどをご紹介！　教えてくれたのは、「資生堂グローバルイノベーションセンター」の中西 紘美さん。10年以上スキンケア・サンケアブランドの技術情報設計に携わり、現在はサンケアブランドを担当している紫外線対策のプロです。

「紫外線を浴びすぎると、短期的には肌に炎症が起きターンオーバーを早めてしまうことで肌のバリア機能が低下します。また、長期的には肌に何かしらの原因でターンオーバーが正常に行われなくなると、過剰に生成されたメラニンが代謝されず、そのまま肌に根づいてしまうことがあります。シミを調べると肌の奥で微弱の炎症が起こり続けていて、紫外線を浴びていなくてもメラニンをつくり続けていることもわかっています。さらに、真皮にまで影響を及ぼしシワの原因にも」

「ムラなく塗れていない、量が少ない、汗で落ちてしまっているなどという理由が挙げられます。きちんと塗っていれば、紫外線を防御できることはデータとして確認できているので、2～3時間に1度は塗り直すことを推奨しています。駅までのたった数十メートルでも、ベランダで洗濯を干すだけの短時間でも肌はダメージを受けるので、必ず塗るようにしていただきたいですね」

「耐水性のメカニズムに新たな視点を加え、汗・水に“耐える”のではなく“強く“する『アクアブースター』という機能が誕生しました。汗・水に触れるとUVブロック膜が均一に広がり、強くなるというもの。また、一部の『アネッサ』の新製品には、最新機能『サーモブースター』を搭載しています。太陽などの熱が加わることでも、UVブロック膜を強くすることに成功。『焼けたらどうしよう』と不安になるのではなく、『太陽と一緒に楽しもうよ』というコンセプトのもと生まれた自信作です」

「左右のほお骨の部分をつないだバタフライゾーンは、最も紫外線があたりやすいエリアなので、しっかり塗ること。また、首の後ろ、耳、襟足や髪の生えぎわ、フェイスラインも塗り忘れがちなので注意しましょう。気になる部分は、重ね塗りをするとより安心です。」

日焼け止めと一口に言っても、日常使いやお出かけ向きのものから敏感肌向きのものまで、その種類はさまざま！　シーンや肌タイプに合わせてセレクトしましょう。

紫外線量がだんだん高くなってくるこの時期。最新機能を搭載した頼もしいUVケアを味方にすれば、透明美肌をキープして好感度もアップできるかも？