
続く異常事態で心は戦闘モードに

感染症拡大により前代未聞の外出自粛生活が続いています。先のみえない生活や感染リスクなど、最初のうちは不安ばかりが強かった人も、だんだんとその状態から立ち上がろうと、心を奮い立たせているのではないでしょうか。今だからこそできることをやろう、と新しいことにチャレンジしはじめた人も多いはずです。
ところが、気持ちは先行するもののなかなか体が動かない、と感じることはありませんか? 先がみえない不安で心の動揺が続くと、内臓では肝臓の働きが弱まります。落ち着いている様子を「肝が据わる」という言い方をしますが、今はその逆で「肝が揺らいだ状態」です。東洋医学の考えからみると、肝臓は体の根幹となる臓器のひとつなので、その働きが弱ってしまうとまるで腰が抜けたように、体そのものが踏ん張れなくなってしまいます。
また、在宅時間が多くなり運動不足が続いていることも、体が動かしにくくなっている一因です。
平日なのに人通りのない街並みやスーパーなどの空っぽになった陳列棚など見慣れない光景を目にして、「これから一体どうなるのだろう?」とある種の興奮状態を感じる人もいると思います。台風の前などに似ているかもしれませんが、恐れを感じながらもドキドキしたりソワソワしたりするような感覚です。こういった感情は脳を疲れさせ、夜の睡眠を浅くするなどの影響を与えます。
今回は、ウイルスに負けないようにしよう! という戦闘モードの心に、体がしっかりと寄り添っていくための足ウェルネステクニックをご紹介します。
心の緊張状態が続いている人の足相とは?
さっそく自分の足の状態をチェックしてみましょう。ウイルスの脅威で緊張状態が続いているときの足相はこんな形で現れます。
【足裏のレモン色がより濃くなる】
これまではレモン色をしていなかった人も、長引く異常事態に足裏が変化している場合がありますので、改めてチェックしてみましょう。

【足裏が真っ赤】
足裏が真っ赤な人は、心身の興奮状態が続いているサインです。睡眠時に何度も目が覚めたり、夢をみることが多くなったりしていませんか? 毎日のように多くの情報を見聞きし、疲れてしまった脳を休ませてあげることも必要ですね。

気持ちをほぐし全身の流れをよくするテクニック
足裏の色はいかがでしたか? さっそく足裏の刺激によって全身の流れをよくしていきましょう。