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ピュアな気持ちになる。心の琴線に触れる、大人が読みたい絵本<5選>

エンタメ

家族と一緒にいられる幸せを感じて。『字のないはがき』

今年3月、「第一回親子で読んでほしい絵本大賞」を受賞した本作。作家・向田邦子さんの名作を角田光代さんと西加奈子さんという大人気作家コンビが美しい絵本によみがえらせたものです。

戦争時代、小さな妹が疎開するとき、「元気なときは大きな○を描くように」とお父さんがたくさんのはがきを渡します。最初ははがきに大きな○がついていたのですが、すぐに小さな○になり、やがて×になりますー。読み進めているうちに、まだ小さいのに家族と離れて暮らさなければならなかった妹のこと、妹を思いやる家族たちの優しさに胸がギュッと痛くなります。だけれども、戦争時代を生き延びた人々の強さに勇気をもらえて、前向きになれる。現代の日本人におすすめしたい一冊です。

『字のないはがき』
原作:向田 邦子/文:角田 光代/絵:西 加奈子
刊行:小学館
定価:1650円(税込)

子どもの頃に読んだ絵本、本屋でなにげなく出会った絵本、世界中で読み継がれている名作絵本。星の数ほどある作品の中で出会った絵本は、縁があるのだなと感じることがあります。大人になって絵本に触れることはそんなに多くないと思いますが、寝る前のちょっとした時間にぜひページをめくってみてください。きっと心がスッキリするはずです。

photo / YVONNE

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