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買い足さず自分で増やしましょ♡植物の「挿し木」テクニック

ライフスタイル

買い足さずに増やしてみよう♡

家庭菜園や観葉植物などお家で植物を育てている人も多いと思います。その中でも、「これは特にお気に入り♡」という植物が出てくると、もっと増やしたいと思いますよね。

そんな時、種や苗を買い足すしかないと思っていませんか?実はお金を出して買わずとも、「挿し木」という方法で自分で手軽に増やすことが出来るのです。ここでは、そんな挿し木のテクニックをご紹介します。

「挿し木」のテクニック

1.枝を剪定する

挿し木をするには、まずはお気に入りの植物の枝や茎を剪定します。伸び過ぎてしまった時に剪定した枝や茎を取っておいて、挿し木するタイミングで使うのもOKです。切り口は斜めになるようにカットしてください。

節のすぐ下でカットすると成功率が上がります。長めにカットし過ぎると、挿した時に倒れてしまいます。使う容器に合わせて短めにカットするのがおすすめですよ。

2.下葉を取り除く

こちらの画像の上半分が挿し木用に切り取った「枝」です。

そして画像の下半分のように、土に挿す部分の葉っぱを取り除きます。しかし、全ての葉を取り除いてしまうのはNGです。枝の上部分にある葉っぱは残しておきましょう。

3.容器に土を入れて挿す

空き容器や小さめの鉢などに、土を入れて枝を挿していきます。挿し木のために切り取って下葉を取り除いた枝は「挿し穂」と呼びます。この状態のまま、日陰に置いて水を切らさないように2週間~1ヶ月ほど待ちます。

植物の種類や環境により、発根までの期間が異なります。初夏や秋は、比較的発根しやすいことが多いです。動かすと発根した根が取れてしまうことがありますので、大切に育てましょう。

土は「挿し木用」や、「種まき用」として売られている用土、または「赤玉土」を使うと成功率が上がります。いずれも園芸店の他、100均でも手に入れることが出来ます。

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少量ならば100円ショップでも購入出来ます。

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4.発根を確認する

発根が確認出来たら、挿し木はひとまず成功です。ただし、画像の左端のように茶色く枯れてくる枝も出てきますがこれはうまく根付かなかったもの。取り除いて処分しましょう。

5.植え替える

より大きな鉢やポリポットに植え替えることで、さらに成長させることができます。その時は土も培養土に変えましょう。急に長時間日光に当てず、初日は数時間当て、徐々に時間を増やしながら環境に慣らしていきます。

成長が進み、枝が伸びたり葉が増えたりすれば一安心です。こうして丈夫な苗になったら、好きな鉢に寄せ植えしたり地植えをしたりして楽しむことが出来ます。

挿し木で植物を増やして楽しもう♡

この植物がもっとあったらいいのにな、と思った時には、ぜひ挿し木にチャレンジして増やしてみてくださいね。自分で発根させた植物は、より愛しさが倍増して楽しいですよ♡

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