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コロナ禍で「離婚してやる!」が頭に浮かんだ妻に見てほしい映画3選

カルチャー

「離婚してやる!」という言葉が頭に浮かぶ……できれば避けたい状況です。しかし、浮かんでしまったからには、どうにかしなければいけません。そこで今回は、夫婦仲相談所の所長として数多くの夫婦をカウンセリングしてきた三松真由美さんに、「離婚してやる!」が頭に浮かんだ妻に見てほしい映画を紹介してもらいました。

「withコロナ」の時代、離婚の決断を急いではいけない

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言、そして数カ月におよんだ外出自粛。緊急事態宣言が解除された現在、筆者のもとには「夫婦で顔を合わせる時間が長くなり、夫の見方が変わった」という妻たちからの報告が多く寄せられています。

頼りがいがある、家事を率先してやってくれた、子どもの勉強をこまめに見てくれたというポジティブな声がある一方で、自己チューな面が発覚した、現状に文句ばっかり言っててこちらまで暗くなったなどのネガティブな声も少なくありません。

なかでも深刻なのが「こんな人だったっけ……もう、一生いっしょにやっていくのは無理」といった声。すなわち“離婚”の2文字が脳裏をかすめた妻たちです。

しかし「withコロナ」の時代を生きていくうえで、「離婚」という決断を簡単に下してしまうのはおすすめできません。ステイホーム期間中に夫と離れたいと考え始めたのであれば、まずは一呼吸置こうというのが筆者の意見です。

普通ではない社会環境、家庭環境なのでは自分自身も気がつかないうちに心が疲弊していきます。離婚という結論を出す前に、自身の心に癒しを与えてください。おうちでできる癒やしアクションはいくつかありますが、すぐにできるものでおすすめなのが「映画鑑賞」です。一人時間を見つけて約2時間、どっぷり現実から離れてみてください。

なお、映画紹介のなかでは一部ネタバレに近い内容にも触れています。知識ゼロの状態で楽しみたいというかたは、とりあえずタイトルだけチェックしてみてくださいね。

離婚を考えたときにみたい映画その1:「31年目の夫婦げんか」

主人公は結婚31年目の熟年夫婦。淡々とした生活に虚しさを感じる妻と、日本の熟年層でよく見かける理屈ばかりの怒りっぽい夫。妻は子どもの手が離れて、夢を失ったと話します。

筆者の夫婦仲相談所にも、こういった夫婦は意外と多いです。そして、妻の不満をひとことで言えば――「夫といっしょにいてワクワクしなくなった」です。

本作の夫婦たちは、そんな状況を改善するために=もう一度ワクワクするために、夫とともにカップルセラピーへ行くのですが、そのセラピーの内容はというと「脱!セックスレス」。家で2人きりだとバカらしくて言えない言葉、照れくさくてやらないスキンシップを、第3者(セラピスト)からのオーダーでトライすることになるのです。

筆者はカウンセラーの立場で「そうよね。第3者に言われないとこんなことしないでしょねぇ」と拍手しながら観入ってしまいました。「そこであきらめちゃだめでしょ!」というシーンの連発です。

しかし、長年かけてできあがった夫婦の間の溝は簡単には埋まりません。まず女性として見てほしい妻へのタッチをすることで溝を埋めてゆく。そして会話が生まれていく……積もった不満を夜の営みの復活から解消方向に向かわせるセラピーですね。31年目にして初めて寂しかった思い吐露する妻と、言えなかったことを少しずつ言葉に出す夫。

「主人公の年齢が高いので気持ちが入らない」など否定せずに観てください。トミー・リー・ジョーンズとメリル・ストリープ、名優の奥深い演技にきっと魅了されます。

映画を見終わったあとは、「自分たち夫婦は結婚31年目に2人でカップルセラピーに行って、セックスレスを解決してラブラブに戻ろうなんて思うのか」と、自分に投げかけましょう。

離婚を回避するためには、夫婦の未来を想像する力をつけることが重要です。本作は、その想像力を養うには最適の作品と言えるでしょう。

離婚を考えたときにみたい映画その2:「恋妻家宮本(こいさいかみやもと)」

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