7月1日から営業再開した東京ディズニーリゾート。チケットの転売状況にSNS上で悲鳴も…。
■チケットが高額転売
同パークでは、新型コロナウイルス感染防止のため入場者数を制限しており、通常の半分以下しか入園できない。また、公式サイトで日付指定されたチケットを購入する必要があるのだが、多くの人がサイトに殺到した影響により、希望通りにチケットを購入できなかった人が続出した。
こうした影響によりフリマアプリやSNSでは、チケットが転売される事態に。「仕事で当日行けなくなった」「余ってしまったため…」との理由で正規料金と同じ金額か、手数料を上乗せした金額でチケットを転売しているユーザーもいるが、中には8,200円の大人用チケットがペアセットで23,000円というケースもみられた。
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■ディズニーファンから悲鳴も
こうした転売状況に、SNS上では「本当に転売がひどいけどディズニーは大丈夫?」「めっちゃ転売されてて泣ける」「転売ヤーは消えてほしい」といった悲しみや怒りの声が相次いでいる。
また、ディズニーのグッズも転売ヤーたちにとっては人気だが、「転売ヤーがグッズを買うのは許せない」「エコバッグが倍以上の値段で…」「世も末」といった声もみられた。
■不正なチケット転売は無効
なお、東京ディズニーリゾートは、営利目的のチケット転売行為が確認された場合に「パークチケット利用規約等の販売条件の違反行為として、該当チケットおよび不正な転売行為に関わった方が購入した全てのチケット(転売対象となっているか否かに関わらず)を無効に致します」としている。
また、チケット転売サイトやオークションサイト、金券ショップ等で販売されているチケットについても無効にされている場合があるとのこと。
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■「夢の国」の転売に苦言
1日放送の『グッとラック!』(TBS系)でもディズニーチケットの転売問題について特集。何十回もパークを訪れたことがあるというMCの立川志らくは、「夢の国でこれはちょっとよくない」と苦言を呈する。
一方で、高額転売でも買う気持ちは理解できるとし、「極端な話、10万円出しても行こうと思う」と発言。志らくのように、高額転売であろうともチケットを手に入れたいと思っているファンもいるのかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)