いま、100円ショップで軒並み品薄状態になっているモノとは…?レジ袋有料化の思わぬ影響に戸惑いの声も。
今年7月1日から、レジ袋の有料化がスタート。小さいようで日々の生活に大きな変化がもたらされているが、あらゆる生活必需品が揃う100円ショップでは、レジ袋有料化によって、ある商品が品薄状態となる事態に。
■「ゴミ袋」が品薄状態に
レジ袋が有料化となったことで、100円ショップで品薄状態になっているもの……それは、「ゴミ袋」だ。
しらべぇ編集部員が7月下旬に首都圏の『ダイソー』店舗を数店回ったところ、コロナ禍で見られた「買い溜め狂騒」とまではいかないものの、写真のように他の商品棚に比べ、ゴミ袋の陳列棚は明らかに品薄な状態に。
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■インターネット上でも困惑の声広がる
ダイソーに限らず、首都圏の『キャンドゥ』店舗でも同じくゴミ袋が品薄状態となっていた。
レジ袋有料化の影響を受けていることは明らかで、インターネット上では「昨日ダイソー行ったら、持ち手があるゴミ袋(いわゆるレジ袋)が完売やった」「エコバッグにしたらしたで、、困るな」と、困惑する声が多数あがっている。
また、「ダイソーさんに行ってめっちゃゴミ袋売れていてレジ袋削減とは…って遠い目になりました」など、疑問を投げかけるようなコメントも散見された。
■約2割「有料化してもレジ袋を購入」
ゴミ箱の中には、レジ袋の持ち手をフックに引っ掛けて使用するタイプのものもあり、買った商品を持ち運んだ後も、ゴミ袋として活用していた人は少なくないよう。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女2,168名を対象に実施した意識調査では、全体で18.1%の人が「有料化後もコンビニのレジ袋を書い続ける」と回答している。
性・年代別に見てみると、10代~40代の男性が軒並み高い割合に。
レジ袋有料化に伴い、「エコバッグ」の需要も高まっているわけだが、レジ袋とエコバッグの石油使用量というテーマでは、様々な見解も報じられており、今後もしばらくは混乱が続きそうだ。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)