きょうだいの年齢が3つ違う「3歳差育児」は節目ごとにかかる費用が重なるため、金銭的にも負担がかかってきます。
そして3歳差の子どもを持つママ達が特に気になることといえば、やはりお金のことではないでしょうか?最終的には同じ家庭内の費用でも、同時期にかかると家計への負担が大きいようです。
ここでは3歳差育児で考えられるトラブルなどをもとに、どんな悩みがあるのか紹介します。
費用や行事、3歳差育児で発生する問題とは?

3歳差と言えば気になるのはやはり受験や入学、入園が重なりやすいという点ですよね。特に高校受験、大学受験と重なれば家の中は受験のプレッシャーでピリピリ……それに予備校や塾の費用も重なり大変、という家庭が多いようです。
入園と入学にかかる費用
まずは幼稚園と小学校ですが、公立幼稚園の入園準備金の費用は約4万円、小学校で約10万円と言われており、上が小学生、下が幼稚園と考えると同時期に14万円程度の出費が必要となります。
高校・大学の同時受験
滑り止めで受けた学校の入学費用、塾や予備校なども含めると、きょうだいの受験が重なれば、出費が大きいという点は否めません。塾の費用や予備校などは予算幅が大きく一概には言えませんが、かなりの出費になることが予想されます。
また高校、大学受験が重なるデメリットは予算だけではなく、家庭内の雰囲気がピリピリすることで家族全員のストレスになる恐れが考えられます。
重なりやすい学校行事
運動会や文化祭をはじめ入学式などのイベントでも「どちらに参加すべきか?」という難しい選択を迫られることになるでしょう。
3歳差育児で考えられるメリット

同時受験など、さまざまな不安要素も大きい3歳差育児ですが、もちろんメリットも存在します。
同じ幼稚園・保育園なら割引を受けられることも
まず3歳差だと市区町村からの就園奨励補助金が加算されやすいというメリットがあります。それに、きょうだいが同じ幼稚園・保育園の場合、割引を受けられる可能性が期待できるのも見逃せません。まずは園をはじめ、市区町村に確認をしてみましょう。
年齢差が少ないほど自分たちの老後の生活設計がしやすい
ライフプランとしておすすめなのは2歳差のきょうだいだと言われています。子育ても早く終わりますし、そのぶん老後資金を準備しやすいためです。