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来年への願いを込めて! 花火マニア・安斎幸裕さんに聞く一生に一度は見るべき花火大会3選

旅行・おでかけ

毎年各地で開催される夏の風物詩・花火大会。今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、残念ながらほとんどの大会が中止になってしまいました。そんな中でも、少しでも夏気分を味わってもらいたい! という思いから、花火マニアの安斎幸裕さんに「一生に一度は観てほしい花火大会」を選んでもらいました。来年こそこの目で迫力の花火を見るために、今から予習しておきましょう。

Text:安斎幸裕(花火マニア)

四大花火師の夢のコラボレーション! 利根川大花火大会(茨城県猿島郡境町)

近年メキメキと打ち上げ発数を伸ばしてきている花火大会『利根川大花火大会』。数年前まではわずか数千発を打ち上げる花火大会でしたが、2019年の打ち上げ数はなんと約2.3万発!全国屈指の花火打ち上げ数を誇る花火大会へと急成長しました。

画像提供:ueda_yuhei(Instagram:ueda_yuhei)

実はこの花火大会、凄いのは打ち上げ発数だけではありません。この2.3万発もの花火を、「全国屈指の花火業者4社で打ち上げる」ここが凄いんです。一般的に花火大会は、その地元の花火業者1社で打ち上げを担当するケースが多いですが、この花火大会は全国の花火競技会で輝かしい受賞歴のあるSランクの4社「山﨑煙火製造所」「野村花火工業」「紅屋青木煙火店」「マルゴー」が担当します。

一流の花火業者が打ち上げる花火はやっぱり一流!音楽にシンクロさせ花火を打ち上げる「ミュージックスターマイン」や、全国の花火競技会で披露するようなワンランク上の「芸術尺玉」など、感動必至の極上花火が数多く打ち上げられます。

画像提供:ueda_yuhei(Instagram:ueda_yuhei)

またこの花火大会のおすすめポイントは花火の内容だけではありません。花火を観覧する席にもこだわりが。花火大会といえば地面に敷いたシートの上に座って観覧するのが定番ですが、この花火大会ではほとんどの席がイスと丸テーブルがセットになっています。足腰の不自由な方やお子様連れも、安心して観覧できます。丸テーブルにお酒や食べ物を置いて友人と家族と、楽しく花火観覧ができますよ!

大迫力の海中空大スターマイン! ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(新潟県柏崎市)

川の長岡・山の片貝と並んで「越後三大花火」と称される、海の柏崎『ぎおん柏崎まつり海の大花火大会』。海を舞台に打ち上げられるこの花火大会は、ここでしか見られない贅沢な花火演目が目白押しです。

画像提供:竹見直和

この花火大会では、海という地の利を最大限活かしたド迫力の花火が数多く打ち上がります。沖の防波堤1.5Kmに尺玉(直径約30cm、開花幅約320m)の筒を100本並べ一斉に発射する「尺玉100発一斉打ち上げ」では、花火発射からその光が消えるまで、わずか20秒! 花火発射時と開花時に歓声が2度起こると話題の花火演目です。

尺玉100発一斉打ち上げと肩を並べる、「尺玉300連発」も名物プログラムですが、私はなんと言っても「海中空花火」をおすすめしたいです。海だからなせる花火演目、この「海中空花火」は、花火を空に打ち上げるだけでなく、海中にも花火を打ち込み水面で開発させます。水面で開発した花火は扇状に開き、上空で開く花火とコラボレーションすることからこの名がつけられました。

画像提供:竹見直和

そして、この花火大会は花火の光だけでなく「音」も楽しめる花火大会です。連続で打ち上がる尺玉は体全体でその迫力を感じ取ることができますが「海中空花火」では、海中で開いた花火の音はとても引き締まり、図太い音で会場全体に響き渡ります。足の先から頭のてっぺんまで、体全体で花火の音を感じることができます。

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