御朱印ブームを受け、近年はおしゃれな御朱印帳が続々と出ている。でも、始めてみたいけど、分からないことも多い。集めて10年になる三須亜希子さんにコレクションを見せていただき、その楽しみ方をうかがいました。
11.〈鎮守氷川神社〉/埼玉
毎年1/1〜1/14は限定の御朱印符が登場。「御朱印帳は横尾忠則さんによる限定もの。御朱印の左下にご祭神、素盞鳴命(すさのおのみこと)の印が」。御朱印500円、御朱印帳3,000円(御朱印込み、毎月15日に100冊頒布)。
〈鎮守氷川神社〉
■埼玉県川口市青木5-18-48
■048-252-5483
■9:00〜16:30(七五三期やお正月など神事の都合により変更あり)
御朱印基礎知識「神社とお寺では、書き方が違います。」
「奉拝とは、『謹んでお参りします』という意味。お寺は3カ所に朱印が押されることが多く、中央にご本尊の名前やそれを示す建物名が書かれるのが特徴」。写真は〈大本山 建長寺〉のもの。「神社の御朱印はシンプル。神社名が真ん中にあるため、名前が一目瞭然です。中央の朱印に加え、ゆかりのある動物や植物、縁起物の印が押されることも」。写真は〈出雲大社東京分祠〉のもの。
※時間は朱印所の時間、価格(初穂料)はすべて税込みです。
御朱印あれこれ
一般的な御朱印帳は蛇腹状。「裏表に書いてもらえます。見返しやすいから、私は片面のみ。お寺用と神社用で分ける人も」
三須さん手作りの御朱印帳。「カットした布や手ぬぐいを張るだけなので、簡単!手軽なキットもたくさん売っていますよ」
教えてくれたのは…三須亜希子(みす・あきこ)
1975年生まれ、茨城県育ち。NHKさいたま放送局を経てフリーアナウンサーに。年間100以上の寺社に通い、著書に『新・かわいい御朱印めぐり』(山と溪谷社)がある。
(Hanako特別編集 合本・完全保存版『幸せをよぶ、神社とお寺。』掲載/photo:Kenya Abe text:Wako Kanashiro)