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〈京都市京セラ美術館〉現存する日本最古の歴史ある公立美術館建築がリニューアル。 充実の2大展覧会が開催中

旅行・おでかけ

中村大三郎『ピアノ』1926年 京都市美術館蔵

1933年に〈大礼記念京都美術館〉として創建し、87年の歴史を受け継ぎ、2020年5月に新たな美術館として生まれ変わった〈京都市京セラ美術館〉。

新旧のデザインが融合し、さらなるパワーを秘めた同館では、現在見応えのある2大展覧会が開催されています。

『OPTICKS 008』2018 (C)Hiroshi Sugimoto / Courtesy of Gallery Koyanagi

新たに新設された東山キューブで現在開催されているのは、かの世界的現代美術家、杉本博司の個展『杉本博司 瑠璃の浄土』。

1970年代より、大型カメラを用いた高度な技術と独自のコンセプトによる写真作品を制作し、世界で高い評価を得てきた杉本。

自身も所縁のある京都で初の大規模な個展となる今回は、現代における人々の魂が向かう場所としての浄土の観想や、今果たされるべき再生とは、といった問いから、「瑠璃の浄土」のタイトルのもと、仮想の寺院の荘厳を構想。

『仏の海 001』1995 (C)Hiroshi Sugimoto / Courtesy of GalleryKoyanagi

『硝子の茶室 聞鳥庵』2014(C)Hiroshi SugimotoArchitects: New Material Research Laboratory / Hiroshi Sugimoto + TomoyukiSakakida. Originally commissioned for LE STANZE DEL VETRO, Venice /Courtesy of Pentagram Stiftung & LE STANZE DEL VETRO.

新作となる京都蓮華王院本堂(通称 三十三間堂)中尊の大判写真を含む『仏の海』や、世界初公開の大判カラー作品『OPTICKS』シリーズといった写真作品の大規模な展示を行うほか、「京都」「浄土」「瑠璃ー硝子」にまつわるさまざまな作品や考古遺物が登場。屋外の日本庭園には『硝子の茶室 聞鳥庵(モンドリアン)』も設置(2021年1月31日〜)され、最新の杉本ワールドを大いに体感できる内容となっています。

information

杉本博司 瑠璃の浄土

会期:〜2020年10月4日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
時間:10:00〜18:00 ※事前予約制
入場料:1,500円
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館

Web:https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20200321-20200614

石崎光瑶『春律』1928年 京都市美術館蔵

また、本館で開催中の『京都の美術 250年の夢 最初の一歩:コレクションの原点』では、〈京都市京セラ美術館〉の前身となる〈大礼記念京都美術館〉のスタートを飾った貴重な初期コレクションとなる所蔵作品47点(1926年〜1934年制作)を一挙に展示。

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