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海上に浮かぶ世界遺産〈嚴島神社〉へ。[広島旅]縁結びや学問の神、必勝祈願のご利益も。

1400年の歴史を持つ〈嚴島神社〉は、大鳥居や長い廻廊が結ぶ海上社殿など見所たっぷり。今回は広島にある〈嚴島神社〉をご紹介します。存在自体が信仰の対象である島を取り囲む自然もまた神々しさにあふれていました。

旅行・おでかけ

フェリーに揺られ、厳島へと渡る心の準備を。

海上に浮かぶ神秘的な島も信仰の対象で、まるごと特別な場所。

嚴島神社は、ここに暮らす約2000人の島民以外は、船以外に辿り着く術のない特別な場所。島内各片道180円のフェリーに乗り、潮地で今も催される儀式や祭りは、古の時代を現代に伝えている。風に吹かれていると、そのうち右手の海上に朱色の大きな鳥居が見えてくる。奥に見えるのが目指す〈嚴島神社〉。

嚴島神社本社には、航海や交通の神である市杵島姫、湍津姫、田心姫の三女神が祭られている。現在の御本社は1571年に毛利元就が改築。本社正面には舞楽を行う高舞台があり、その周囲には板張りの平舞台が。

客神社本殿から中央にある嚴島神社御本社へとつながる東廻廊。海上にある嚴島神社は、社殿を幅4m、長さ約270mの廻廊が結んでいる。床板には、高潮で押し上がる海水を逃がすための隙間がある。

約270mもの長い廻廊で、嚴まろうどじんじゃ島神社本社や客神社が結ばれた朱塗りの海上社殿は、朝も昼も夜も神秘的な雰囲気で圧倒される。593年に建てられた嚴島神社は、平清盛によって、1168年に現在の寝殿造りの美しき佇まいに。1996年には、ユネスコの世界文化遺産に登録された。

手水所で心身をお清めしてから昇殿。

〈嚴島神社〉本殿には三女神が祭られ、古くから航海や交通の守り神とされてきた。廻廊を進むと最初にあるのが、五男神を祭った客神社。嚴島神おおくにぬしの社本殿の先には縁結びの神、大國主みこと命を祭った大国神社や、学問の神の菅原道真を祭った天神社もあり、いずれも廻廊伝いに参拝できる。平家の繁栄や、毛利元就の勝利、豊臣秀吉が参拝したことから、必勝祈願も〈嚴島神社〉のご利益とされる。

参拝入口付近の灯籠に、神の使いとされるカラスのブロンズ像。

小さな見所も社殿の随所に。参拝入口付近のカラスのブロンズ像は、見逃しやすいが厳島の神の使い。鏡の池は境内に合計つある。境内を離れた裏手には、縁起の良い、尻上がりの狛犬が頭並んでいる。

入ってすぐ右側にある祓所。祓串で「左右左」と自分でお祓い。

反橋はかつて重要な祭事の際、本社に入るために勅使が使った橋。

潮の満ち引きによって、全く違う表情を見せてくれるのも、海上に立つ嚴島神社ならでは。海に浮かぶ荘厳な姿を眺めるなら満潮のとき。廻廊の下まで海水に浸かり、静かに佇む大鳥居を観ることができる。逆に引き潮のときは、〈嚴島神社〉が立つ砂浜が顔をのぞかせる。潮位が下がれば、境内にある宮島八景の鏡の池が姿を現し、大鳥居のたもとまで歩いて行けるようになる(歩きやすい靴のご用意を!)。

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