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台風9号、1日に沖縄で記録的暴風の恐れも… 明るいうちに早めの対策を

ライフスタイル

台風9号が、非常に強い勢力で沖縄県に接近する恐れ。中心付近が通過するとされる久米島などでは記録的暴風に厳重な警戒を。

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(MivPiv/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

大型で強い台風9号が、発達しながら沖縄地方に向けて北上中。沖縄本島や宮古島地方は31日夜に暴風域に入る予報で、気象庁は1日朝にかけて「一部の住宅が倒壊するほどの猛烈な風」が吹くところもあるとし、厳重な警戒を呼びかけている。

■1日にかけ猛烈な風のおそれ

気象庁の発表や報道によると、台風9号は31日午前11時の時点で中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は60メートルで、中心から半径150キロ以内で風速25メートル以上の暴風が吹いている。

台風9号は、今後発達しながら北上を続け、非常に強い勢力で沖縄地方に接近する予報。沖縄本島や宮古島地方は31日夜から暴風域に入るとみられ、1日にはさらに風が強まり、中心付近が通過すると見られる久米島では、最大瞬間風速は70メートルと、記録的な暴風が吹く恐れがあるとされる。

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■玉城知事も異例のメッセージ

沖縄県への台風9号の接近に伴い、玉城デニー知事は30日に異例のメッセージも発表。

非常に強い勢力で接近する極めて危険な台風であり、断水や停電に備えるとともに、早めの避難を呼びかけている。また、コロナ禍での風水害の避難について、玉城知事は「市町村が開設する避難所だけでなく安全な親戚・知人宅に避難することもご検討ください」「避難する際は、 マスク・手指消毒液など感染予防を目的とする用品を、 できるだけ自ら携行してください。また、発熱等症状のある方は、避難所の受付で申告して頂きますようお願いします」とも呼びかけている。

■地震や台風に備えている人は約3割

ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1,798名を対象に実施した意識調査において、「地震や台風などの災害に備えている」と回答した人は、全体で約3割という結果に。

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31日夜から暴風域に入る予報であるため、該当する地域の方々は、明るいうちに早めの対策を行なってほしい。

(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)

衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年12月13日~2019年12月18日
対象:全国10代~60代の男女1,798名 (有効回答数)

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