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道ならぬ恋にドキドキ♡『昼顔』斎藤工さん独占インタビュー!

ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』から3年、映画『昼顔』がついに公開に。道ならぬ恋というショッキングなテーマで、当時話題になった作品だけに、期待が寄せられている本作。そこで北野先生役の斎藤さんに、映画についてや、紗和のような女性の強さについてなどを伺いました。

2017年6月
カルチャー

撮影/野口マサヒロ(BIEI) 取材・文/若山あや

『昼顔』の魅力と斎藤工さんの女性観は?

TV放送時に大変話題となった『昼顔』。3年ぶりに「北野先生」を演じた斎藤工さんに、映画についてや、女性観についてたっぷり伺ってきました。

この物語の中のどこかに、きっと自分を見つけられると思う。

「ドラマ『昼顔』が終わって3年。映画『昼顔』で、紗和(上戸彩)と北野が再会するシーンが、クランクインの日だったというのもあり、すごくリアルに、自然に再会した感じがあります。止まっていた時が動き出す瞬間。紗和も北野もそれをどこかで待っていたのでは、と思うし、北野の妻の乃里子(伊藤歩)も側にいながらそれを感じていたんじゃないでしょうか」

「エンタメ、アクション、ホラーなどいろんなジャンルがある中で、この映画は不貞をテーマにしているだけに、家族みんなで観に来てください! と堂々とは言えません。でも、振り返ってみると昔の日本の映画には、かなりディープでビターな男女模様が描かれていました。小津(安二郎)、成瀬(巳喜男)、溝口(健二)ら、巨匠たちの描く男女間における倫理観って、不貞なんて当たり前だったし、もっとプラトニックで、深いゾーンを描いていたんです。そして、それが芸術作品として世界に知られてきた。ドラマ放送時から、思いがけずに世間の評価を受けてきた『昼顔』は、その現代版になったのではないか、と思っています」

「それからこの前、イタリアの方々と一緒にこの作品を観た時に、文化が全然違いながらもとても深いところで捉えて下さっていたのがわかって、これは海を越えることができる作品だな、とも思いました。観ていただければわかると思いますが、おそらく、この物語の中に、ご自身を見つける人が多いと思います。それは、どのキャラクターとかじゃなくて、心の深いところにある自身の一部分が鏡のように映し出されて、映画館で、究極の疑似体験ができるのではないでしょうか」

ミニスカートにハイヒールの女性は信用できません(笑)

「『昼顔』は、紗和と乃里子をはじめ、女同士の感情のぶつけ合いが、見所のひとつであると思います。ドラマ版で吉瀬(美智子)さんが演じていた利佳子が紗和のどこかに宿っているんじゃないかと思うくらい、今回の紗和には女性としての強さを感じたし、男同士では決して発生しない、深い部分のやりとりとか、崇高な戦いがあるんだろうなと、男女での考え方の層の違いを感じました」

「基本的に僕は、時代に合わせて男女の関係性も変化させるべきだと思っています、もっとフレキシブルに。女性の強さや社会的な立ち位置は、もう認めざるを得ないわけですから」

「ただ、シェルターを買うとか買わないとか、いろんな非常事態が危惧される世の中にいて、ミニスカートとハイヒールをはいて現れる女性は、僕は信用できないです。だって、巨大生物に襲われた時とか逃げられないですし。ヒールを脱ぎ捨ててなりふり構わずに走って逃げられるならまだいいけど、一緒に巻き込まれて死にたくないので、僕は側にいたいとは思わないかも(笑)。ホラー映画でも、ミニスカートの女の子はだいたい最初の方に死ぬパターンが多いし、露出度と死亡率は関係があると思うんです」

「こんなことばっかり言っているから、(上戸)彩ちゃんから『オープンなむっつりスケベ』とか言われてしまうんですけど、でも僕は内側にある自分の恥ずかしい部分を認めているので、やましい心は一切持ち合わせてはいません、という態度はとれないです。そこに抗うのはもうやめました。オープンというより、開き直りです(笑)。みんながオープンになれとは思わないけど…たとえば『アラサー』というくくりもそう。年がいくつだとか、あの人は年上だとか年下だとか、関係ないです。それを気にしているのは、僕の知っている限り日本人だけで、日本特有のシステムだと思っています。側面を整えるのではなく、自分に開き直って、ちょっとめくったら出てくる本質を認めて生きると、すごく楽になれると思います」

『昼顔』は6月10日公開♡

斎藤工さんの魅力もたっぷり堪能できる『昼顔』は全国東宝系にて6月10日(土)公開!ぜひ劇場でその結末を見届けて下さいね。

『昼顔』

2度と会わないと約束し、別れた紗和と北野。それぞれ、お互いが知らない土地に暮らしていたが、3年ぶりに再会してしまう。再び時を刻み始めた2人。果たしてその結末は…。

監督:西谷弘 脚本:井上由美子 出演:上戸彩、斎藤工、伊藤歩、平山浩行ほか 配給:東宝 6/10(土)より全国東宝系にてロードショー。公式HP:http://hirugao.jp  ©2017 フジテレビジョン 東宝 FNS27社

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