EXITの兼近大樹が『ABEMA Prime』に出演し、ホームレス時代を振り返った。当時を知る男性の出演に「えっ!? マジすか!?」と驚く一幕も…。
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お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、17日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。かつてホームレスだった頃を振り返った。
■ホームレスをしていた時期
番組では、東京都が2024年にホームレスをゼロにする目標を掲げていることを特集。彼らの実態を報じ、正しい支援方法などについて議論を交わした。
7〜8年ほど前にわずかな間だけホームレスを経験していた兼近は、「好きでやっていたし自由というのが大半」と理由を明かし、「そういう人もいると思います。しがらみから抜け出したいみたいな。本当に何かから逃げてきている人もいますし、本当に社会生活ができない人もいる。結構、多様性があるんですよあそこにいる人たちは」と振り返る。
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■当時を知る男性が出演
その上で、東京都が掲げる目標について「ゼロにするっていうよりかは、そうならない過程を作っていくのが先かなって」と疑問のよう。「今いる人をガッと締めたところで、結局戻ってきちゃったりとか、そっちのほうが楽だからいるって人もいるんでめちゃめちゃ難しいなって思います」と持論を述べた。
また、番組ではホームレス時代の兼近を見たことがあるという男性がリモート出演し、兼近が「えっ!? マジすか!?」と驚く一幕も。吉本興業宛にもホームレス時代の知り合いから「おぼえてますか?」という手紙が届くこともあるようで、「(復帰)してるんですよ、できるんですよ!」と喜びをあらわにした。
■「外れてる同士だと意外と打ち解けたり…」
他にも、ホームレス時代のコミュニケーションについて「(常識などから)外れてるってわかってるんで、外れてる同士だと意外と打ち解けたり話したりするんですよ。それが心地良かったりするんです」と語った兼近。
出演者から「お互い詳しいこと聞かないんでしょ? 昔なんだったとか」と聞かれると、「適当なこと言いますし、みんな。嘘ついてる人もいますし」と懐かしそうに当時を振り返っていた。
自身の経験を踏まえてホームレス問題に意見を述べる兼近に、SNS上では「色々な経験してて凄いな」「色んな立場の人を知っているからこその意見だった」などの声があがっている。
(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)