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「テレワークで夫が家に…一緒にいるのが苦痛に思ってしまう」#小田桐あさぎのアラフォー人生お悩み相談

人生に悩みはつきものですが、人生でも一番惑い、悩める世代!?なのは40代かもしれません。
しかも悩むことの半分(もしくはそれ以上!?)はもしかしたら自分の固定観念「こうしなきゃ、こうでなきゃ」によって自分を縛っているせいではないでしょうか。

『「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』著者の小田桐あさぎさんに「アラフォーの人生相談」をしてみました。心と頭のストレッチになるような生き方指南。
ぜひお楽しみください。

ライフスタイル

相談:夫が家にいると苦痛です

イラスト:村澤綾香

平日はほぼ家にいない夫ですが、土日に一緒にいるだけで苦痛です。
こちらの最低限のお願い(食べた食器は下げてとか、洗濯ものは洗濯かごに出してなど)も聞いてくれないのに、部屋が片付いていないなどと言われたりします。

私も働いているのに、家事シェアなんて夢のような話。

それでも週末だけなら何とか乗り切れたのですが、コロナで週の半分は在宅になってしまい、私は日ごろから家で仕事をしていたので、一緒にいる時間が長くなり、本当に苦痛です。ただ、子どももことを考えると離婚したいというわけでもありません。

(神奈川県・みかん・40歳・フリーランス)

小田桐あさぎさんからアドバイス:諦めることで納得させようとしていない?

相談内容から、おそらくみかんさんは今まで、ほぼワンオペのような状態で家庭を運営されてきたのではないでしょうか?

これはとても大変だったと思います。私たちの世代は、専業主婦だった祖母や母と同じくらい家事や育児をこなしながら、フルタイムの仕事もこなすのが当たり前になってしまっているところがあります。
しかしフルタイムの仕事を2つ掛け持ちするのが無理なのと同じで、本来、仕事と家事と育児は一人で全てできるものではありません。元々不可能なことを無理やりこなしてしまうと、必ずどこかに歪みが出ます。体を壊したり、人間関係だったり。みかんさんの場合は、その歪みが夫婦関係に出てしまったのでしょう。

おひとりで家庭を運営していくうちに、みかんさんにとっての旦那さまは、一緒に家庭を運営していくパートナーという気持ちから、お金さえ運んでくれれば十分な存在へと格下げされてしまったのではないでしょうか。

そうして諦めることでしか、ご自分を納得させ、大変な毎日を維持する術がなかったのではないかと思います。

そしてこれは完全な私の予想ですが、実は旦那さまもおそらく大変な思いをされてきたんだと思います。一家の大黒柱は自分しかいない、何があっても自分が稼がなければ、という気持ちから、どんなに大変でも体に鞭を打ち、仕事をこなされてきたのでしょう。その結果、旦那さまにとってのみかんさんも、お互いに支え合うパートナーという存在から、自分が一人で支えなければいけない存在になってしまっているのだと思います。

価値観が違う、相性が合わない…のではなく「話し合う時間が足りていない」

私は今まで、数百名の女性の夫婦関係の相談にのってきました。その経験から言いますと、夫婦関係のトラブルの原因というのは、どちらかの人間性や環境、相性などにあるわけではなく「話し合いが足りない」とにかくこの一点に尽きる、ということです。

お互いに相談し合わず、それぞれが一人で頑張ってきてしまったのが、今のみかんさんご夫婦ではないかと思います。こういう関係になってしまうと、話し合いはさらに難しいものになります。なぜなら話し合いというのは、お互いが自己主張するものではなく、お互いに「相手の気持ちを聞く」という意識と態度がとても大事だからです。みかんさんご夫婦の関係性では、お二人とも今の自分の日々に完全に疲れ果ててしまっており、相手の気持ちを知ろう、知りたいと思えるような余裕はなくなってしまっているのではないでしょうか。

解決策としては、まずはみかんさん自身が生活に余裕を持つことです。やりたくない家事はなるべく手放し、時間的精神的な余裕を生み出しましょう。

食器を下げてくれないのが嫌なら、下げなくても済むように紙皿にする。洗濯ものを出してくれないなら、洗濯かごの中のものしか洗濯しないと決める、など。さらに、こういったことをいきなり当て付けのように始めるのではなく、まずは旦那さまに相談するのです。

疲れている、困っていることを共有してみて!

まずは、自分たちがとても頑張ってきて、少し疲れてしまっているということをお互いに共有し、認めあう。そして今の環境を少しでも改善すべく、手を抜けるところは抜いていきたい、例えば洗濯かごに入ってない衣類は洗わないようにしてみたいんだけど、どう思う?という具合に、相談してみてください。

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