この連載では「10分以内で作れる!簡単おつまみレシピ」をご紹介します。今回は、アボカドをまるごと牛肉で包んだステーキ。手の出しやすい薄切り肉で、霜降りのようなリッチな味わいを楽しめますよ。火入れの難しいテクニックもいらないのがポイント♪
前田未希
薄切りの牛肉でごちそう感MAX!
スーパーで見かけても、高くて手の出しにくいステーキ肉。もっと手軽においしいステーキを楽しめたら嬉しいですよね。そんなときにぴったりな特別レシピをご紹介します。薄切り肉なのに、霜降りステーキ級の逸品を味わえますよ。
『まるごとアボカドの牛肉ステーキ』の作り方
分量(2人分)
アボカド 1個
薄切り牛肉(赤身) 150g
小麦粉 適量
A赤ワイン 大さじ2
A醤油 小さじ2
Aみりん 小さじ2
塩胡椒 少々
小麦粉は片栗粉で代用可能です。
作り方
下準備:アボカドは縦半分に切り、皮と種を取り除いておく。
①アボカド全体に小麦粉をまぶす。
小麦粉をまぶすことで、牛肉とアボカドがしっかりとくっついて食べやすくなります。
②アボカドの端から牛肉を巻きつける。
牛肉は加熱すると縮むので、少しずつ重ねるように巻きつけましょう。焼いた時にほどけないように、巻き終わり部分を内側にしてください。
③フライパンに油(分量外)を熱し、中火で両面をこんがり焼く。
最初に、牛肉の巻き終わりを鍋底にあてて焼きましょう。焼き固めることで、肉がほどけずにまとまります。
加熱時間は中火〜強火で両面2分ずつ程度です。表面の牛肉の色が変わればOK。アボカドに火が入りすぎると、食感が悪くなってしまいます。強めの火で手早く仕上げるのがおいしく作るコツですよ。
④Aを加えて煮絡め、塩胡椒で味を整える。
とろ〜りアボカドで二度おいしい♪
牛肉の旨味をまとったアボカドは、霜降り肉のような口溶けのよさ。このひと品で、赤身と霜降り肉の両方を食べているような感覚が楽しめますよ。お好みでバターを溶かし入れると、よりリッチな味わいになります。
たっぷりの黒胡椒を挽いて、ビールと一緒に召し上がれ。