東京・目黒「ホテル雅叙園東京」の館内、「百段階段」にて、アートイルミネーション展「和のあかり×百段階段2018」が、2018年7月7日(土)~9月2日(日)の期間、開かれます。5つのテーマを基に身長よりも大きい「青森ねぶた」や手のひらにのる「江戸切子」まで、さまざまな作品が集うこのイベントの魅力と見どころをご紹介します。
都内最大級のあかりアート展が7月より開催!
東京・目黒「ホテル雅叙園東京」にて、アートイルミネーション展「和のあかり×百段階段2018」が、2018年7月7日(土)~9月2日(日)の期間、開催されます。
館内の東京都指定有形文化財「百段階段」を会場に開かれるこのイベントは、日本特有の文化財とイルミネーションをコラボさせたアート展。美しいイルミネーションが写し出す作品の魅力を肌で感じられる内容となっています。
2015年から毎年開催され、2018年で4回目となる今回は、前回の作家数・団体数の2倍近い出展者による展示で、イベントをさらに盛り上げます。迫力ある「青森ねぶた」や職人の技が光る「江戸切子」など、「デザイン」「祭り」「テクノロジー」「アート」「職人」をテーマに、1,000点を超える作品が集う「和のあかり×百段階段2018」で、日本の芸術作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
企画展概要
開催期間:2018年7月7日(土)~9月2日(日) ※会期中無休
開催時間:月~木曜日 10:00~17:00(最終入館16:30)
金・土・日・祝および8月13日~17日 10:00~20:00(最終入館19:30)
※写真撮影可能(三脚・フラッシュ撮影NG)
入場料 :当日 1,500円、前売 1,200円(館内前売 1,000円 7月6日まで)
学生 800円 ※要学生証呈示、小学生以下無料
会場 :ホテル雅叙園東京
お問合せ:03-5434-3140(イベント企画10:00~18:00)
「和のあかり×百段階段2018」の見どころをご紹介
「和のあかり×百段階段2018」の見どころをご紹介します。あらかじめ押さえておけば、イベントがさらに楽しくなるはずです。
柳井金魚ちょうちん祭り
山口県柳井市の民芸品である『金魚ちょうちん』をモチーフにした夏の一愛イベント。お盆などで帰省された方々をふるさとの民芸品でお迎えするものです。エントランスエリアすぐに、約2,500個の『金魚ちょうちん』が出迎えてくれます。
ねぶた界初。「3流派による完全新作の共同作品」
現地青森では実現しない、ねぶた界初の試みとなる「3流派による完全新作の共同作品」を公開します。青森ねぶた祭の最終日に行われる、「ねぶた海上運行」のように水面に浮かぶ「ねぶた」をイメージした作品は、幻想的で“ここでしか”見ることができません。
インスタレーションアート集団「MIRRORBOWLER」の新作
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」など数々の舞台で活躍するインスタレーションアート集団「MIRRORBOWLER」が、文化財を舞台に新作を発表します。
草丘の間には四季草花絵が飾られており、生と死の儚さと幻想的な世界を、を植物や生きものから感じさせてくれます。MIRRORBOWLERの作品と共に更に幻想的な世界観を表現してくれるのは、「かんざし作家 榮」氏の作品。日本画に囲まれた空間で魅せる光の演出をぜひ、五感で感じてみてください。
日本画家「間島秀徳」氏の3部作が公開
日本画家「間島秀徳」氏が6年もの歳月をかけ、2017年末に完成させた幅6.8m、高さ2.2mに及ぶ3部作が展示されます。見るものを圧倒するダイナミックな作品は、圧巻の一言。作品を眺めれば作家の想いが伝わってくるはずです。
「和のあかり×百段階段2018」の作品とともに様々なところで現れるこけし達。宮城県石巻市への観光客誘致のために、いつまでも形として残るお土産になるものをつくりたいという思いから、石巻こけしの制作をはじめたそう。かわいらしく、愛嬌のある様々な表情をしたこけしたちにも注目してみて下さい。
光の落書き体験
会場「百段階段」の頂上にあたる部屋で体験できるのは、なんと“落書き”。「光の屏風」に特別な筆を用いて自由に光の落書きができるんだそう。
自分のなかに眠る芸術的センスを思いっきり屏風にぶつけてみてください。